【徹底解説】教養科目、何を選ぶ?
こんにちは!キャリサポです。
今日は、大学の教養科目の選び方についてです。
目次
教養科目を選ぶ際には、大学受験と同じように考えないことが重要
大切なのは、教養科目を大学受験と同じように考えないことです。文系だからといって物理や科学を避けるのは得策ではありません。問題の選択形式が変わり、未経験の科目を避けると高得点を取りにくくなったりもしています。難しい問題が解けなくても構いません。代わりに、簡単な問題や論点を確実に取ることに集中すべきです。例えば科学の場合、元素記号を覚えるだけで高得点を狙えたりもします。
教養科目はバランスよく取り組むことが重要。
教養科目は専門科目に比べて取り組みづらいものですが、重要性を理解している人でも後回しにしやすい傾向があります。しかし、後回しにした教養科目が試験直前に問題となることもあります。焦らずに着実に力をつけるためには、毎日少しずつ取り組むことが大切です。
キャリサポ合格者が作成した各科目の学習量、難易度、重要度
キャリサポの合格者たちが、各科目の学習量、難易度、そして重要度に関する情報をまとめた表を作成しました。この表は、試験によって異なるかもしれませんが、一般的な指標として参考になります。例えば、文章理解、数的処理、人文科学、自然科学、社会科学などの科目が含まれています。それぞれの科目について、同じ基準(5点満点)で評価され、勉強すべき量や難易度、重要度が示されています。
個々の科目に対する対策方法や切り方
【現代文】
現代文は、学習量と難易度は中程度であり、重要度が高い。この科目では、文章の正確性や内容の把握が問われますが、毎日勉強するというよりもたまに練習する科目でしょう。
【英語】
英語は過去の学習経験に左右されるため、今から始めても急速に向上することは難しいでしょう。それでも、ある程度力がある人であれば語彙のチェックや文章の練習などで対策することは可能ですが、根本的な対策を今から始めるのは難しいと考えられます。
【数的】
数的科目は出題量が多いため、難しさにとらわれずにしっかりと対策を行うことが重要です。数的特集で解説されているので、そちらを参考にしてください。
▶【公務員試験】最重要科目数的処理の学習法
【人文科学】
次に人文科学、日本史、世界史です。これらの科目は、全てを大学受験のように徹底的にやる必要はなく、試験によって出題されやすいトピックがありますので、重点的に対策するのがいいでしょう。また、全体の流れを把握していないと理解が難しいため、キャリサポでは、漫画やYouTubeなどを活用して全体像をつかんだ上で、詳細な勉強を始めることことをおすすめしています。細かい知識は必要ありませんが、戦国時代や明治維新など、出題されやすいトピックを抑えておくことが重要です。
地理は覚えれば済むので、多くの受験生が対策しています。どこでも出題される可能性が高いため、地理を放棄するのはもったいないです。
思想は効果的な学習ができますが、学習量は比較的少ないため、出題される内容にはばらつきがあります。受験する試験の過去問などを参考にして判断することが重要です。
文学や芸術も効率的に学習できる科目であり、取り組んでも良いでしょう。
【自然科学】
生物と地学は、物理や科学と比べると覚えれば済む問題も多いので、抑えておきましょう。
物理や科学は出題されやすいため、しっかり押さえることが重要ですが、文系の受験生にとっては論点を拾っていく感じがやりやすいかもしれません。
数学は得意な人は復習がてら取り組むこともできますが、苦手な人にとっては1問にかけるコストが高いため、切ることも検討されます。
【社会科学】
社会科学は自治体や社会関係の問題が増えており、専門でとっている人にとっては簡単な問題が出ることもあります。そのため、専門の知識がある人はあまり力を入れなくても大丈夫ですが、用語などは押さえておくと良いでしょう。
試験科目の切り捨てと効果的な選択戦略
試験科目を選ぶ際は、まず、過去問を見て特定の科目が出題されない試験もあることを認識し、必要な科目を把握します。第一志望の大学で科目が出題されない場合は、それらを切ってもよいでしょう。また、多くの試験ででる科目はできるだけ抑える、抑え方は論点を重視して選択することで、合理的に点数を獲得することができるでしょう。
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