2024.04.27
公務員試験

【徹底解説】自己分析のやり方

皆さん、こんにちは!キャリサポです。

今日は面接に臨む際の自己分析についてです。

公務員受験生の皆さんにも、「どうしたらいいかわからない」という声が多いです。

そこで、具体的なやり方ではなく、自己分析の手助けとなるアプローチをお伝えしたいと思います。

 

自分のパンフレットを作る

まずは、自分の人生を振り返ってみることから始めましょう。それは自分のパンフレットを作るようなものだと考えてみてください。

まず、皆さんの履歴を振り返ってみましょう。小学校の卒業はいつでしたか?
中学校、高校、大学と進学した年は?これらの履歴が重要です。なぜなら、履歴はあなたの経歴を物語ります。
学歴や職歴の間違いは致命的です。
例えば、履歴書に誤りがあると、面接官に不信感を抱かれる可能性があります。

さらに、学校やアルバイト先の正式名称や期間を正確に覚えていますか?
面接では、客観的な事実を問われることが増えています。資格の取得日や正式名称も把握しておくことが大切です。

 

自己分析の方法

まず、自己分析を行う際には、自分の長所や短所を見極めることが大切です。
自己評価だけでなく、周囲の人々からのフィードバックも取り入れることで、より客観的な視点を得ることができます。
ただし、その際には過去の成功体験だけでなく、挫折や失敗も含めて振り返ることが重要です。
特に、近年は失敗を経験したことがないという人も増えていますが、失敗から学ぶことは成長に欠かせません。
失敗を避けるように教えられることもありますが、その結果、失敗に対する恐れが生じることもあるでしょう。

 

次に、ガクチカ(私が力を入れたところ)についてですが、過去の経験を活かして自己アピールする際には、表現に工夫を凝らすことが重要です。
例えば、学生時代の活動や興味が自身の人生にどのような影響を与えたかを明確に伝えることがポイントです。
また、面接やエッセイでの明るい話題の選択も重要です。暗い話題よりも、明るく前向きなテーマを選ぶことで、印象を良くすることができます。

さらに、趣味や特技、資格免許、そして自己の信念や価値観についても明確に示すことが求められます。
特に、趣味や特技に関しては、実際に取り組んでいるものを示すことが重要です。
また、自己の信念や大切にしていることについても、具体的な例を挙げて説明することで、自己表現がより深化します。

 

公務員として大事にするべきことや、周囲との付き合い方についても考えておきましょう。
これらのテーマは抽象的な質問に対しても応用が利きますので、事前に考えておくことが重要です。

 

ネタ選びは非常に重要です。
頑張ったことや達成感のあることをベースに、面接官を魅了するエピソードを用意しましょう。

 

自己PRの準備

次に自己PRです。1分、3分、5分と複数パターンを準備しますが、私のお勧めは1分バージョンです。
1分で1つのポイントを明確に伝えることができると、他のパターンでも応用が利きます。

志望理由もしっかりと考えましょう。
なぜ公務員を目指したのか、そしてなぜその自治体や部署なのか、その理由を明確に説明できるように心がけましょう。

 

そして、やりたいことに関しては情報をしっかりと把握しておきましょう。
担当部署やその仕事内容、そしてなぜそれをやりたいのか、その理由を明確に示すことが大切です。

最後に、現状の取り組みや課題、そしてそれに対する対策もしっかりと準備しておきましょう。
数値を使って説得力を持たせることが重要です。そして、準備は3つぐらいは用意しておくと安心ですね。

 

アピールポイントの選び方

次にアピールポイントの選び方です。公務員として評価される基準は、積極性、社会性、信頼感、経験学習力、自己統制、コミュニケーション能力など多岐にわたります。
これらの評価項目に沿って、自分の強みや経験をアピールすることが重要です。

 

まずは積極性です。
自分の過去の経験を振り返り、何を行い、どのような結果を得たのかを整理しましょう。
そして、自己主張や周囲への頼り方、行動力などを具体的に示すことが重要です。また、社会性も欠かせません。
他者との関わりや協力、理解力などを強調しましょう。

 

信頼感も重要な要素です。責任感や堅実さ、達成感などを示すことで、信頼を勝ち取ることができます。
さらに、経験学習力もアピールポイントの一つです。
過去の経験から学んだことを現在にどう活かしているかを具体的に示しましょう。

 

自己統制も公務員に求められる重要な能力の一つです。
困難な状況でも冷静に対処できるかどうかを示すことが重要です。
また、コミュニケーション能力も欠かせません。面接の場だけでなく、日常のコミュニケーションやチームワークも重視されます。

 

さらに、各自治体の特性に応じて、問題解決力や企画力、決断力、リーダーシップなどのプラス項目も考慮しましょう。
自己分析を通じて、自分の強みや改善点を把握し、志望理由をしっかりと準備しましょう。

 

志望理由のポイントとしては、ディフェンスを考えることが重要です。
面接官が志望理由について突っ込んでくることがあるため、それに対する十分な準備が必要です。
また、面接カードを活用して、質問ポイントとその答えを準備することも重要です。

 

公務員試験は面接勝負の要素が強いため、早めに自己分析を始め、志望理由を練り上げておくことが重要です。
自己分析を通じて、自分の強みや改善点を見つけ出し、志望理由をより具体的に示しましょう。