【公務員試験】面接NGポイントを徹底解説!【応答編】
こんにちは、キャリサポです!
そろそろ面接が多くなってくる時期ですね!
というわけで今回は、面接での失敗から学ぶ「面接失敗シリーズ」の応答編をお届けします。
私はこれまで15年間、年間約1000人の学生をキャリサポで指導してきました。
その中で多くの学生が共通して犯す応答の失敗例をお伝えし、改善のヒントをお教えします!
目次
1. 話を聞いても納得できない
面接で最も多い失敗は、面接官が納得しない応答です。
学生自身は志望理由をしっかり考えたつもりでも、面接官が納得できないことがあります。
面接で重要なのは説明ではなく納得です。例えば「何々の政策をやっているので志望しております」という理由では、面接官は納得しません。
なぜなら、その政策だけで将来の仕事を決めるのは現実的ではないからです!
自分の経験や具体的なエピソードを交えて、面接官が「それなら納得できる」と思えるような理由を伝えることが大切です。
具体的には、「緑が多く資源が豊かだから」という理由で志望する学生が多いですが、それでは具体性に欠けます。
例えば、「地域の環境保護活動に参加して緑の重要性を実感し、それを守る仕事をしたい」といった具体的な経験と結びつけると、納得感が増します。
また、「ボランティア活動を通じて人々に喜ばれたから」という理由も一般的ですが、そこから公務員への志望に繋がる理由を明確にする必要があります。
「ボランティア活動で地域の課題を知り、公務員としてそれを解決する役割を担いたい」といった具体性が求められます。
2. 話のすり替え
面接官に質問された際に、答えられないと話をすり替える学生がいます。
例えば、志望理由について突っ込まれた際に「また何々市ではこういうこともしているので志望しております」と答えると、
面接官に「この子は逃げているな」と思われます。
質問に対して正直に、まっすぐに答え、分からないことは「分かりません」と答える方が、誠実な印象を与えます。
3. 全部答えようとする
面接で全部答えようとする学生も多いです。
分からないことは無理に答えず、素直に「考えが及びませんでした」と謝る方が良いです。
例えば、文化活動を推進したいと答えた際に「生活保護の予算を削ってもやりたいですか?」と問われた場合、無理に答えずに謝る方が誠実な印象を与えます。
面接官は全ての質問に完璧に答えることを求めているわけではなく、誠実さや正直さを重視しています。
4. 美辞麗句や過剰な表現
普段使わないような美辞麗句や過剰な表現を使うと、面接官に「この子は過剰に表現する子だな」と思われます。
例えば「100年後も残るような仕事をしたい」と言うと、「100年後に残る仕事とは?」と突っ込まれます。
自然な言葉で、自分の言葉で話すことが大切です。
「人の役に立ちたいから公務員になりたい」という表現も多いですが、具体的なエピソードや動機を加えると説得力が増します。
例えば「家族が障害を持っていて、福祉サービスの重要性を実感したため、公務員として支援したい」といった具体性が必要です。
5. 被せる応答
面接官が質問を終える前に答える「被せる」応答は、面接官に不快感を与えます。
特に模擬面接で練習していると、このような癖が付きやすいです。
質問が終わるのを待ってから答えるように心掛けましょう。被せる応答は、相手の話を聞かない印象を与えますので、注意が必要です。
6. 相手のフィールドで戦う
面接官の専門分野で戦おうとすると、突っ込まれるリスクが高くなります。
自分のフィールドで戦い、自分の経験や得意分野をアピールすることが重要です。
例えば、税金の話をするよりも、自分の経験を基にした話の方が説得力があります。
面接官が専門家である場合、その分野での知識や経験が浅いとすぐに見抜かれます。
例えば「最近気になるニュースで税金関連の話をしようとする」よりも、「自分が関わったプロジェクトでの学びや経験を話す」方が、具体性と信頼性が高まります。
7. 話の先読み
質問を先読みして答えると、面接官にとって面白くない応答になります。
質問に対してシンプルに答え、必要なら詳細を追加する形が良いです。例えば、「今日のおすすめ定食は何ですか?」と聞かれたら「魚のフライです」と答え、その後に詳細を説明します。
「部活は何をしていましたか?」と聞かれた際に、「中学校高校で野球部です」と答えるだけでなく、
その後に「キャプテンとしてチームをまとめました」といった詳細を加える形が理想です。
8. ヘビー級の質問を避ける
面接の最後に「質問がありますか?」と聞かれた際に、重い質問を避けることが大切です。
面接官は最後の質問の際に評価をまとめていることが多いため、簡単な質問や熱意を示す程度に留めることが良いです。
例えば、「研修制度について教えてください」といった具体的で答えやすい質問をすることで、良い印象を残すことができます。
9. 答えから先に述べる
質問に答える際には、まず答えを述べ、その後に詳細を説明する方が面接官にとって分かりやすいです。
例えば、「今日のおすすめ定食は何ですか?」と聞かれたら「穴子のフライです」と答え、その後に詳細を説明します。
この方法により、面接官は最初に概要を把握し、その後に詳細を聞くことで、話を理解しやすくなります。
10. 評価できない話を避ける
評価されない話をすることは避けましょう。
例えば、集団で行ったプロジェクトの話をする際には、自分の役割や貢献を明確に述べることが重要です。
ピアノの演奏が得意な学生は、社会性を示すエピソードを交えることで、評価されやすくなります。
面接官は、社会性や協調性を評価するために質問をします。
したがって、自分の役割や成果を具体的に述べることが評価に繋がります。
11. 宣言すること
吃音症やチック症候群など、面接中に症状が出る可能性がある場合は、先に宣言することが重要です。
面接官に理解してもらうことで、評価に影響を与えないようにすることができます。
例えば、「自分はこういう症状がありますが、よろしくお願いします」と事前に伝えることが大切です。
この方法により、面接官はその症状を理解した上で面接を進めることができ、正当な評価を受けることができます。
また、受付の際に事前に伝えることも一つの方法です。
結論
面接での応答の失敗は、面接の結果に大きく影響します。
まずは基本的なマナーと自然な振る舞いを心掛け、面接官に良い印象を与えることが大切です。
応答の失敗を避けるためには、普段からの練習と意識が重要です。次回も引き続き、面接の失敗例を詳しく紹介していきます。
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次回もお楽しみに!