国税専門官の面接のポイントを徹底解説!
こんにちは、キャリサポです!
各種面接試験を受けている方も多くなってきました。
今回は、国税専門官の面接と対策について解説いたします。
目次
税務署訪問
一次合格された方は、面接までに税務署訪問を是非行いましょう。税務署訪問に行ったかどうか、面接でも質問があります。税務署訪問の目的は、名簿への掲載です。訪問した税務署から人事課へ名簿が届くとのことです。前人事課長さんによると、大きな税務署はその名簿を渡さないこともあるため、大きな署ではさほど重要ではないかもしれません。名前を第一志望として送りたいのであれば、可能なら小さい税務署や大きい税務署、三箇所ほど回るとよいでしょう。 キャリサポの第一志望の受講生たちは、大きい税務署(日本橋や新宿)一箇所と、小さい税務署一箇所、さらに管轄を変えて関信では埼玉あたりで一箇所ほど行っています。
国税の面接
国税専門官の面接は、レベル的には少し癖がありますが、それをクリアすれば簡単です。ただし、それが分かっていないと、やはり少し難しいかと思います。 まず、基本的な流れとしては、講堂のようなところに集められ、健康診断をしてから各フロアで面接します。健康診断と面接の順序が逆転する組もあります。さらに、受験生一人に対して面接官は三人です。恐らく、そのうち中央の一人は人事院の方が入っているケースがあります。そして両脇の方が国税専門官です。そのため、人事院の方が主体になるケースが多いのかと思います。
受かりやすいタイプは?
国税専門官に受かりやすいタイプというのは、明るく耐性のある方です。一次試験で知性が担保されているので、ストレスをあまり感じないだろうというタイプの方が受かりやすいと思います。そして、熱意がすごく伝わる方も受かりやすいです。
例えば、一人はお父様やお爺様が税関係の仕事をしていて、どうしても国税専門官になりたいと志望理由を言っている最中に泣くほどの熱意を持っていました。もう一人は緊張のあまり一次試験で手が動かなくなったという事故を起こした子ですが、熱意が伝わり、恐らく面接Aを取っていたでしょう。面接Aを取ると、その後の採用面接が一発で通ります。ですから、決意をしっかりと伝えるようにしましょう。
抑えておくべきポイント
国税専門官でまず押さえておきたいのは、事務系統です。税務大学校で決まるらしいのですが、法人課税部門、個人課税部門、資産課税部門、徴収部門の四つがあります。希望の事務系統は何かと聞かれた時、調査官などと答えてはいけません。勉強していないと思われます。法人課税部門、個人課税部門、資産課税部門、徴収部門のいずれかを希望することを考えておきましょう。例えば、法人は法人税、消費税、源泉所得税、収税主義交付金を相手に年間を通じて調査を行います。個人は所得税、消費税、個人事業を相手に調査を行い、年明けから確定申告を行います。資産は相続税、贈与税で、相続・贈与の調査を行い、年明けから確定申告を行います。徴収は滞納処分や分納を担当します。これらの事務系統の希望と理由を考えておきましょう。
面接の内容については、書類で公表されていますので、調べておきましょう。ポイントは、面接官が質問する順番や分野についてあらかじめ打ち合わせをしておくことです。面接カードを作成しながら、質問を考えておきましょう。想定される質問への回答を準備しておくことが重要です。
評定はABCDEで、積極性、協調性、責任感、精神安定性、表現力について評価され、総合でも評価されます。国税の場合、DとEはアウトです。一般職はDでも合格ですが、国税ではDとEにならないようにしっかりと対策を立てましょう。面接では明るく元気にやることがポイントです。
税金の話をするのはやめましょう。面接官に突っ込まれても、中途半端な知識で答えるのはリスクが高いです。志望理由についても、突っ込まれないようにしましょう。得意分野については、ゼミや広く勉強したことを書いておけばよいでしょう。最近関心や興味を持ったことも、明るい話題を選ぶとよいでしょう。自己PRでは、ストレス耐性などを書いておきましょう。
面接の例として、税務署に納税者が怒鳴り込んできた時の対応、公務員として必要なこと、友達の中での自分の存在などを準備しておきましょう。わからないことはわからないと言っても構いません。元気よく面接に臨みましょう。
採用面接と結果の通知
採用面接についても、しっかりと対策を立てましょう。国税専門官の採用面接は、一般職との併願者が多いため、通知が突然来ることもあります。内定者が多く、採用面接が行われています。大きく分けて、すぐに結果が出る人、短期間で来る人、ずっと来ない人がいます。内定を取るためには、しっかりと対策を立てましょう。
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【直前!】国税専門官面接対策