2024.09.16
合格者体験談

【思い出の受験生シリーズ】職歴半年・28歳でも合格!ギャルが広域自治体に入った話

こんにちは、キャリサポです!

今回は、キャリサポ講師「思い出の受験生シリーズ」ということで、職歴半年でずっとギャルをしていて、28歳で広域自治体に入った方のお話をしたいと思います。

25歳以上の「高齢受験者」

よく相談で「高齢受験者」と言われる方がいらっしゃいますが、公務員試験ではだいたい25歳くらいからが高齢受験者とみなされます。
相談内容として「私もそうだと思うんですが、どうでしょうか?」と聞かれることが多いです。
今回のお話の方もその一例です。

彼女は大学卒業後、半年ほど英会話スクールで働いた後、定職にはついておらず、ギャルをしていたそうです。
しかし、彼女は一念発起して公務員を目指しました。
実は、彼女は非常に優秀で、特に英語が得意です。
合格後、少しの間、うちで講師もしてもらいました。
彼女は、過去にも他校で私の授業を受けていたのですが、当時は残念ながら合格できず、独立した後にまたうちに来てくれたのです。

試験の様子

さて、彼女が公務員試験に挑戦した際、職歴はなかったので、面接が重要でした。
しかし、試験の2週間前にインフルエンザにかかり、試験直前には校舎にも来られず、試験1週間前に戻ってきた時はまるで幽霊のようでした。
彼女は「もうダメだ」と泣きそうな顔をしていましたが、それまでの準備が功を奏し、無事に一次試験を通過しました。

「若作り作戦」を決行

問題は二次試験でした。受け答えは問題なかったのですが、キャリアの部分でどう見せるかが課題でした。
結果として彼女がとったのは「若作り作戦」でした。
彼女は身長が低くて可愛らしいので、28歳にもかかわらず、新卒のように見せることができました。

面接官も彼女の年齢に気づかず、面接の終わり際に「28歳なんですね」と気づいた時にはもうタイムアップ。
何をしていたのかを深く掘り下げられる時間はなく、そのまま面接が終了し、結果的に合格しました。
彼女が戻ってきた時は、みんなで大笑いしましたが、見事に合格を果たし、現在は良い旦那さんに恵まれて幸せに暮らしているそうです。

面接試験において大事なこと

こうした事例は他にもたくさんあります。
職歴などで「ダメだ」と言われても、うまく乗り越えた方々がたくさんいるのです。
重要なのは、相手にどのように納得してもらい、話すかということです。

逆にやってはいけないことは、前職の会社をネガティブに語ったり、人間関係の悪化を早期に示すような発言をすることです。
しっかりと納得のいく理由を説明し、説得力のある話をすることが大切です。
特に、細かい理由をいくつも挙げて「合わせ技1本」で納得させようとするのは逆効果です。

前職や職歴に不安がある方は、しっかりとした内容を作り込むようにしましょう!

まとめ

今回は職歴半年でも、公務員試験に見事合格した受験生のお話をしました。
面接試験においてはキャリアの無さをネガティブに捉えるよりも、いかに納得のいく説明ができるかが大切です。
ぜひ面接試験対策の参考にしてみてくださいね!

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