2024.10.28
公務員試験

【思い出の受験生シリーズ】全国模試10位の生徒が一次試験に落ちた理由とは?

こんにちは、キャリサポです!
今日は、「思い出の受験生シリーズ」ということで、以前掲載した例と少し似ているエピソードをお話しします。模試が全国で10位くらいに入っていて、1次試験に落ちたという例です。

受験生の印象

彼の場合は少し特殊で、できるんです。できる上に、何がすごいかというと、めちゃくちゃ面倒見がいいんです。社会人経験が少しあったことも影響しているかもしれませんが、周りの仲間の面倒を本当に見ていたんですね。彼が落ちた理由は何かトラブルがあったのかもしれませんが、ひとつの原因として、直前期に周りの人のためにレジュメを作っていたんです。それ自体、彼の勉強にもなっていたと思いますが、やりすぎでしたね。

試験は30日前からが勝負!

その前までは本当に優秀で、模試でも10位以内に入るほどの実力があったので当然できたんですけど、そこでひとつ教訓を得ました。

つまり、「試験の勝負は30日前からが大事」ということ。キャリサポでは、30日前からは自分のことに集中するべきだ、とよく受験生に言っています。彼の気持ちも分からなくはないですが、人望があって周りから感謝されていた結果、彼自身が少し犠牲になってしまいました。

翌年に合格

彼の場合、強い志を持っていたので結局一浪して、翌年に試験を受けて合格しました。ところが、受かった先には行かず、別のところに進学しましたね。落ちた時は大変でした。普段は陽気で、よく飲みに行ったりして元気いっぱいの子だったんです。ダジャレが大好きで。でも、落ちた時は元気がなくて、一言も話さないんですよ。普段陽気な彼がそんな状態だったので、打ち込み方も相当なものでした。でも、なんとか少し時間が経ってから復帰しました。

まとめ

今ではそこまでひどく落ち込むことはないと思いますが、昔は本当に厳しかったです。ですから、直前期は人のことを構っている余裕はないんです。逆に、周りに気を使わずに自分のことに集中するべきです。どんなに勉強ができても、直前期は自分のことに集中して、そのことを忘れないようにしていただければと思います。

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