【試験の変更点】都庁試験の新方式SPI導入とプレゼン対策のポイント
こんにちは!キャリサポです。
今日は東京都の1類B「新方式」についてお話しします。これまでは試験が4月末から5月の頭に行われていましたが、今年は1週間前倒しとなり、次年度はついに3月に実施されることになりました。
目次
SPI試験の導入と受験人数の増加
まず大きな変更点としてはSPI試験の導入と受験人数の増加があります。
試験実施時期の変更には、他にも理由がありそうです。
例えば、横浜市では春採用を導入し、今年は3月に採用試験を行いました。この横浜市の試験では倍率が18倍にもなり、多くの受験者を集めたそうです。
おそらく、この成功を東京都が参考にしたのではないでしょうか。
民間企業の採用活動と平行して受験しやすい
3月に試験を行うメリットとして、民間企業の採用活動と並行して受験しやすくなります!
ちょうど4月や5月は民間企業の採用活動がピークを迎える時期なので、公務員試験の時期を早めることで、より多くの受験者を確保しやすくなるわけです。
試験区分の変更
また、試験区分にも変更があります。これまでは建築、機械、電気といった専門分野の試験が秋に実施されていましたが、これが3月から行政、ICT、土木、建築、機械、電気といった分野すべてを春にまとめて行う新方式へと変更されます。
第2次試験の変更点
さらに、第2次試験についても変更点があります。これまでは試験会場で問題を見て、プレゼンシートを作成していましたが、これが事前に出された課題を自分で考え、資料として提出する形式に変わりました。「これまで学んできたことや経験してきたことを活かして、どのようなことを実現したいか」といった内容が出題されるのではないでしょうか。
適性試験がテストセンター方式に
これまで会場で一斉に行われていた適性試験が、テストセンター方式に変わります。これにより、全国のテストセンターや自宅で受験可能になります。ただし、テストセンター方式では問題の正答状況によって出題レベルが変化するため、難易度が少し上がるかもしれません。
まとめ
都庁の新方式に挑む方は、準備を早めに始めましょう。特にSPI試験のスピードと精度を鍛えること、そしてプレゼンテーションシートの準備が重要です。プレゼンシートは、文字で埋め尽くすのではなく、視覚的にわかりやすく、一読して内容が伝わるように作成するのが大切です!
以上、都庁の新方式に関する変更点の説明でした。
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