【試験の変更点】東京23区特別区試験の最新情報!
こんにちは!キャリサポです。
今回お話しするのは試験の変更点シリーズです。
目次
特別区の試験の変更点とは?
まず、ボリュームゾーンである行政職については、現時点では特に変更はありません。変更があるのは福祉、心理、衛生監視(科学・化学)、保健師の分野です。
これらの職種では、一次試験が専門試験だけとなり、教養試験が廃止されます。
例えば、福祉職では大学で学んだ専門知識でほぼ対応可能となり、公務員試験対策がなくても受験できるようになりました。さらに、論文試験も廃止され、専門試験の択一問題のみとなります。
こうした流れは、去年から始まりました。
例えば、千葉県庁では専門試験から共通試験を廃止するなど、人手不足の解消を目的に試験改革が進んでいるようです。
実際の応募者数を見てみると、このような推移になっています。
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- 福祉職
- 令和4年:445人
- 令和5年:453人
- 令和6年:424人(約10%減少)
- 心理職
- 令和4年:169人
- 令和5年:177人
- 令和6年:147人(約20%減少)
- 衛生監視(衛生)
- 令和4年:135人
- 令和5年:117人
- 令和6年:119人(少し増加)
- 福祉職
- 衛生監視(科学)
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- 令和4年:41人
- 令和5年:40人
- 令和6年:35人(約10%減少)
- 保健師
- 令和4年:401人
- 令和5年:362人
- 令和6年:330人(約10%減少)
令和6年の応募者数は全体的に10%前後減少しており、このような背景が今回の変更に繋がっているのではないでしょうか。
令和7年度のポイント
令和7年度に追加の変更が発表されるとは考えにくいです。特別区を受験される方は、行政職についてはこれまで通りの戦略で準備を進めてください。一方、技術職の方は試験が受けやすくなっていますので、この機会をぜひ活用してください。
今回の変更の影響が広がるまでには数年かかると思われますが、興味のある専門職の方は積極的に挑戦してみてください。特に令和7年度は、非常に入りやすい年になると思います。
特別区攻略のポイント
特別区の専門試験対策としては、まず過去問を手に入れ、解いてみることが大切です。キャリサポでは、過去問をグループで解説し合う形で学習を進めています。この方法は記憶にも残りやすく、試験対策として非常に効果的です。
まとめ
それでは、特別区の試験変更点についてこの辺でおしまいにしたいと思います。
変更点を意識して、今後の対策に役立ていただければと思います。
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