2024.12.10
公務員試験

【地方公務員】給与と労働環境はどう変わるか?

こんにちは!キャリサポです。
先日「国家公務員の給与を引き上げ」という話をしましたが、地方についても引き上げが始まりました。
今回はそのことについてお話したいと思います。

地方公務員の給与上昇

まず、人事委員会からの話ですね。都道府県職員の2024年度給与改定に関する人事委員会の勧告が、10月22日に出ました。

やはり国の給与が上昇したので、地方でも上がることになりました。地方では、都道府県で見ると10都道府県が3%を超え、残りの37都府県も2%台で上昇しています。具体的に見ると、千葉県が3.3%、京都府が3.25%、青森県が3.22%と高めの上昇率になっています。一方で、上昇率が低い県もあり、新潟県が2.29%という結果になっています。

さらに給与を上げる必要性

多くの自治体が人材確保の観点から、初任給などを中心に上げているように見受けられます。ただ、現在のような人材不足の時代では、都道府県職員の給与ももう少し積極的に上げてもいいのではないかと感じています。

ライフスタイルやライフワークバランスの変化

それに加えて、今の若い世代は、給与に関して昔ほど興味を持たない傾向があります。このチャンネルでも何度かお話ししていますが、彼らが重視するのは、ライフスタイルやワークライフバランス、そして自分の時間を確保できるかどうかです。また、職場環境も非常に重要で、例えば上司がブラックな環境ではないか、勤務時間が適切かどうかなどが気にされています。

働き方改革を促進する必要性

公務員の働き方改革が進んでいるのは理解していますが、これをさらに促進する必要があると感じています。特に民間企業はすごい勢いで変わってきているのに対し、公務員はその変化についていけていない印象があります。これは、おそらく上層部がその必要性を十分に理解していないからではないかと思います。

まとめ

給与を上げることはもちろん重要ですが、職場環境をより良い方向に変えていかないと、公務員の不人気問題は解消しないのではないでしょうか。
以上、地方の給与も上がりましたというお話でした。

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