2025.01.13
公務員試験

試験対策必須!科目選択と問題選択の違いを徹底解説

今回は、試験の注意点として「科目選択」と「問題選択」というテーマでお話ししたいと思います。受験する方はよくよく注意しておいてくださいね!

科目選択とは?

これは、国家公務員一般職や専門職、総合職などでみられます。この試験では、一度選択した科目はすべて解かないといけません。例えば、ミクロ経済、マクロ経済、憲法などを選択した場合、それらは全て必須になるので、わからない問題があっても取り組まなければいけないというデメリットがあります。

問題選択とは?

これは特別区、地方上級、県庁などの試験での形式です。例えば、ミクロ経済が3問、マクロ経済が2問、憲法が3問…といったように出題され、この中から何問か好きなものを選んで問題選択ができるため、勉強の進め方次第で有利に解くことができるというメリットがあります。

特別区では…

特別区の場合は、専門試験で11科目×5問出てきます。そうすると全部で55問出てきますが、このうちから40問を選択することになります。5問のうち全部簡単かといえば、そうではなくて特に特別区では1〜2問難しい問題が含まれていることが多いです。重箱の隅をつつくような問題も出てきます。そのため、決め打ちで山を張ると、そのような難問に当たっていかなければなってしまうというリスクがあります。

できるだけ科目を広げていく

戦略としては広範囲の科目をまんべんなく学び、比較的簡単な問題を選んで解くのがオススメです!しかし、科目選択の場合には、難しい問題にも当たっていかないといけません。この場合、国家試験などでは出題されやすいポイントが毎年ある程度決まっているので、過去問を分析して、出題されやすいポイントをやっていく…というふうに考えておいてください。

まずは問題選択型か科目選択型かを確認しよう

まずは、自分が受ける試験の第1志望や第2志望を決め、それが問題選択型か科目選択型かをしっかり調べましょう。それ次第で勉強のスケジュールも大きく変わってきます。
ちなみに、最近発表された国税の変更では、一部の問題が問題選択型になったとのことです。英語が苦手な人にとっては少し有利になるかもしれませんが、全体的には大きな変更ではないようです。

まとめ

いかがでしたか?
科目選択と問題選択では、戦略もスケジュールも変わってくるので、ぜひ今のうちからそれらを意識した勉強にシフトしていきましょう!

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