2025.03.25
合格者体験談

【先輩に聞いてみよう】裁判所事務官 受験当日の経験談

こんにちは!キャリサポです。
公務員試験の勉強中、様々な悩みや迷いが生じることがあると思います。
そこで、キャリサポの「先輩に聞いてみよう!」シリーズ。
卒業生や、現在勉強中の皆さんの工夫や解決法をご紹介します。
今回のテーマは、「裁判所事務官 受験当日の経験談」です。

はじめに

試験日の流れについて、今回は5月に行われた裁判所事務官の試験について紹介していきます。裁判所の試験は私の本命でしたが、それ以上に忘れられない試験の思い出です。

試験当日のトラブル

試験会場は、通っている大学でしたので前日も当日も会場到着への不安はありませんでした。会場となる校舎で受付をし、自分の受験番号が表示された教室へと向かいました。ここで、私自身2024年で1番肝が冷える経験をしました。なんと、筆記用具を忘れたことに気づいたためです。裁判所事務官の論文試験は、ボールペンで記入しなければならず、前日にボールペンを確認しようと鞄から出したペンケースを、そのまま鞄に戻し忘れてしまったのです。背中に冷や汗をかいたまま、試験会場にいた職員さんに筆記用具を忘れた旨を相談したところ、無事借りることはできました。しかし、内心の焦りはすぐには収まりませんでした。

裁判所事務官の試験も、他の試験同様、午前に教養択一、午後に専門択一と専門記述・教養論文という流れで行われます。最初の教養択一は、なんとか平然と解こうとしましたが、いつも以上に手が震えていたのを覚えています。幸い、私の得意な分野が多く出題されたため、どうにかいつも通り解ききることはできました。ただ、私の公務員試験の受験期間において最も焦りを感じた時間でした。

大学と家が近所なこともあり、昼休みのうちに筆記用具を取りに帰ることができ、午後は平常心で試験を終えられました。皆さんは、前日だけでなく当日の朝も荷物の確認を徹底してくださいね!!

午後の試験の気を付けるべき点

午後の試験について、別で気をつけるべきと感じた点が一点あります。裁判所事務官の試験は、専門記述と教養論文と、論文を2回連続で書かなければいけません。手も疲れますし、なにより集中力の維持が困難になります。私の周囲の受験者の中には、専門記述の時点で集中が切れてしまっているような方も見受けられました。専門記述で対策外の問題が出題されても諦めず、切り替えて教養論文まで解ききるような気持ちのコントロールも大切です。

長時間の試験になりますが、休憩時間をうまく使って気持ちをリフレッシュしながら乗り越えてみてください。そして、何より、荷物は複数回確認してください!!万が一忘れても借りられますが、試験会場においては自分の手になじんだ筆記用具ほど心強い見方はいません。