2025.03.27
公務員試験

【公務員試験対策】試験直前にやるべきこととNG行動

今日は、試験1週間前の注意点や過ごし方について解説します。
特に、初めて本試験に臨む方は事故率が高くなりがちなため、今回の話を参考にしていただければと思います。

1. ピーキングについて

まず第一に意識していただきたいのが「ピーキング」です。これは、本試験を最高のコンディションで受験するための調整のことです。
よく「試験前日もしっかり勉強したほうが良い」と言われますが、公務員試験は少し考慮が必要です。

公務員試験の一番のポイントは数的処理があることです。
前日に徹夜をすると失敗する確率が高まります。なぜなら、数的処理は徹夜の頭では解けないからです。数的処理でしっかり得点するためには、頭がクリアであり、体も疲れていない状態にもっていく必要があります。

そのため、試験1週間前から勉強量を減らしていきましょう。7時間〜10時間と長時間勉強するのではなく、徐々に勉強時間を減らしてください。その代わり、勉強時間ではなく集中力を高めるように意識していきましょう。
試験前日は、半日程度の軽い勉強をしたらこれで良しとして、試験に向かいましょう。

2. テンションを上げすぎない

過去に実力があるのに落ちている人は、試験の前にいつもと異なるテンションでいることが多かったです。
これは何かというと、生理心理学の分野で「ヤーキーズ・ドッドソンの法則」というものがあって、この法則によると、「緊張度が低すぎてもパフォーマンスが下がるが、高すぎてもパフォーマンスが低下する」とされています。
つまり、”適度”なリラックスが必要なのです。

3. イメージトレーニング

イメージトレーニングは試験の時もそうですが、ハプニングが起きたときのイメージトレーニングはしておきましょう。
例えば、
 ・電車が遅れた場合どうするか
 ・試験会場に入った時の緊張感
このような感じのイメージトレーニングをしていただければと思います。

4. 生活リズムを試験時間に合わせる

これは試験1週間前とは言わず、今から始めてもOKなのですが、生活と試験時間を同じにしてください。これだけでも頭が働くようになりますし、数点変わってくるはずです。
食事のタイミングなども、合わせていただければと思います。

5. 持っていくものリストを作る

毎年必ず忘れものをする人が出てきます…。
「シャープペンシルのみ持参し、試験会場で『シャーペン禁止』と言われて困った」ということもあります。仕方なくシャーペンの芯で解答したそうですが、こうした事態を防ぐためにも、持ち物リストは作っておきましょう。

6. 試験会場の確認

試験会場は絶対に見に行けとは言いませんが、せめてGoogleマップでチェックはしてください。
以前に、「他の受験生についていけばいいや」とついていったら、別の試験会場について行ってしまい、慌てて戻ったものの、焦りで実力を発揮できずに不合格になったケースもあります。
直前にバタバタしないようにするためにも、事前に必ずチェックしておいてください。

まとめ

いかがでしたか?
試験直前は不安な気持ちになりやすいですが、しっかり準備しておけば不安な気持ちも和らぎます。
ぜひ今回のブログを参考にしてみてくださいね。

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