【公務員試験】公務員試験が激変!新しい公務員採用の実態に迫る

本日は、少し前に横浜市で導入された「学校推薦」型の試験に続き、いよいよ筆記試験が一切なくなる公務員試験が登場したという話題をお届けします。しかも、推薦すら不要です。
目次
愛知県 豊田市の取り組み
今回それを実施するのは、愛知県の豊田市です。市の意図としては、「熱意ある多様な人材を確保するため」に、新たな公務員試験区分を設けたとのことです。
試験区分は「1類B(行政)」で、通常であれば筆記試験やSPIが課される枠ですが、一次試験がなく、SPIも実施されません。
豊田市によれば、この制度の背景には「部活動や地域活動に積極的に取り組んでいたため、試験勉強に時間が取れなかった方」や、「定職に就いていて勉強時間が確保できなかった方」などへの受験機会の拡大を狙った狙いがあるとのことです。
試験内容
・一次試験:書類審査
・二次試験:集団面接
・三次試験:個人面談および集団討論
募集期間は3月3日から25日までで、すでに受付は終了していますので、ご注意ください。
ただし、募集人数はわずか3名。したがって、かなりの競争倍率が予想されます。特に、部活動で全国レベルの実績がある方や、地域活動で表彰された実績のある方などが有利になる可能性があります。そうした明確な成果がない場合、合格は厳しいかもしれません。
まとめ
この方式が今後の主流になるかどうかはまだ未知数ですが、いずれにせよ、「筆記試験なし」の公務員採用試験が現実のものとなったことは、非常に注目すべき動きです。
今後、公務員試験はますます多様化・柔軟化していくと考えられます。これまで「自分には公務員は難しいかも」と思っていた方にも、挑戦しやすい環境が整ってきているのです。
ぜひ、最新の情報に注意を払いながら、柔軟に対応し、公務員という選択肢に前向きに挑戦していただければと思います。
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