【国家一般職ボーダー点】令和6年度:九州地区の国家一般職試験ボーダーを徹底解説

今回は、国家一般職の九州地区について、1次試験や最終合格に必要な点数の目安を解説します。
点数の出し方などの詳細はこちらの記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
目次
1次試験のボーダーは?
九州の合格点は、一次試験の合格点が「308点」、最終合格点が「503点」でした。
なお、ここでの点数は標準点に換算されたものです。
では、素点に換算すると、どれくらいになるのか見ていきましょう。
教養試験(基礎能力試験)
・満点:30点
・基準点:9点
・平均点:18.794点
・標準偏差:3.886点
専門試験
・満点:40点で
・基準点:12点
・平均点:20.576点
・標準偏差:6.776点
教養試験が9点であれば、専門試験が26点、合計で35点が必要になります。
教養試験が10点のときも、同様に35点が必要です。
教養試験が11点〜18点までの場合、必要な合計点は36点となります。
つまり、教養試験が12点であれば、専門試験で24点が必要です。
また、教養試験が19点〜25点までの場合は、合計で37点が必要になります。
例えば、教養試験が19点であれば、専門試験で18点必要だという計算になります。
2次試験(論文・面接)は?
教養論文
・満点:6点
・基準点:3点
・平均点:4.070点
・標準偏差:0.794点
素点を標準点に換算すると、このようになります。
・6点→98点
・5点→75点
・4点→54点
・3点→33点
2点以下は足切り対象となります。
面接試験
それぞれの評価の標準点は以下のようになります。
A評価:187点
B評価:146点
C評価:101点
D評価:54点
E評価:不合格
具体例
ここまでお話ししたことを踏まえると、一次試験がボーダーぎりぎりの場合、2次試験で195点必要です。
教養論文が4点なら、面接でB評価が必要になります。
面接がC評価だと、教養論文で6点、つまりほぼ満点でないと受かりません…。
教養論文が平均点の4点、面接がC評価であると仮定した場合、必要な点数を見ていきます。
専門試験で平均点の20点を取ったと仮定した場合、教養試験で21点が必要になります。
つまり、教養試験と専門試験の合計が41点あれば、あとは合格圏内だと考えられます。
最後にアドバイス
ボーダーギリギリではなく、ある程度1次試験で余裕をもって点数を稼いでおくと合格に近づきます。
特に面接試験が苦手な方は面接の練習だけを徹底するのではなく、1次試験で取れるように準備しておきましょう。
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