2025.06.30
公務員試験

【速報】氷河期世代の公務員試験が2026年度に再開!

今回は「氷河期世代」の国家公務員試験の再開について、お話しします。

氷河期世代の国家公務員試験とは?

この試験は、安倍政権の2020年から2024年度まで行われていました。しかし、申込者数が31,725人なのに対し、合格者はわずか878人と、非常に狭き門であったことから、一旦中止となっていました。
それが今回、再開させるように指示が出たというニュースが入っています!

氷河期世代の国家公務員試験の問題点

この就職氷河期世代のための試験は、本来、当時の厳しい雇用環境の中で就職機会に恵まれなかった方々に、再チャレンジの機会を提供するという趣旨だったと理解しています。
しかし、実際に合格している方の経歴を見ると、「氷河期世代ではあるけれど、その中でもうまくキャリアを築いてきた人たち」の転職成功事例になっている印象が強いのです。

もちろん全員がそうではありません。実際、キャリサポでも就職経験がほとんどなく、非正規の仕事を続けていた方が、面接練習を本当に一生懸命に取り組み、なんとか内定をもらったというケースもありました(ちなみにその方は最終的に内閣府から内定をもらったにもかかわらず、辞退されましたが…)。

このように、本来の趣旨をきちんと実現するのであれば、「当時本当に就職機会に恵まれなかった人たち」に対象を絞り、経歴をしっかりと確認する必要があるのではないかと感じます。
なぜなら、氷河期世代の中でもすでに良い企業で成功している方々が受験すれば、当然ながら強い。結果的に、そのような方たちが合格しやすくなり、支援の意味が薄れてしまう恐れがあるからです。

今後の動向は?

実際にこの制度が始まった当初は非常に注目を集め、1年目・2年目は相当な激戦でした。最後の実施となった令和4年度については、やや落ち着いた印象もありましたが、それでもやはり面接対策は重要で、かなり鍛えて挑む必要がありました。

まとめ

今回の試験再開に向けては、しっかりと対策を立てて臨むことが大切です。
✅キャリサポでも、就職氷河期世代向けの対策も引き続き行っておりますので、ご興味のある方はぜひ遠慮なくご相談ください。

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