【公務員】人事院勧告で給与改定へ!国家公務員の待遇はどう変わる?

今回は新聞報道にもあった、公務員の給料が上がるという件についてお話しします。
目次
2025年度から公務員の給料が上がる!
日経新聞の記事によると、キャリア官僚の給与を大企業並みに引き上げるよう勧告が行われたとのことです。過去の例を見ると、給与引き上げはまずキャリア官僚に適用され、次に他の国家公務員、そして一般職へと広がっていく傾向があります。これが2025年度から適用されるので、今後も段階的に拡大していくと思われます。
公務員の給料はどのように決まる?
これまでは民間企業と比較して給与を決めていましたが、比較対象となる企業が変更になりました。これまでは従業員500人以上の企業とキャリア官僚の給与を比較していましたが、今後は1,000人以上になります。これにより、より大企業との比較になるわけです。会社法上の大企業の定義とは話が別で、会社法上では資本金が1億円以上だったと思います。
公務員の給料が上がった背景
なぜこのような動きがあるのかというと、以前にもお話ししましたが、私の同級生のお嬢さんが東大を卒業し、国家総合職に一桁の順位で合格しました。しかし、彼女は結局、国家総合職には進まず、民間の企業に就職しました。あまり詳しくは言えませんが、その企業の初任給は月給で3桁に達します。これでは当然、国家公務員を選ばないですよね。昔は国家総合職に一桁で合格すれば大喜びでしたが、今はそうではないのです。
国のために優秀な人材を確保したいのであれば、これだけではまだ不十分なような気もします。批判はあるかもしれませんが、国の中心を担う人材には優秀な方が必要です。逆に言えば、今は本当に志のある人が公務員になっているのかもしれません。ただ、彼らの苦労は本当に大変で、寝る間も惜しんで仕事をしていることもあります。こうした状況を改善した上で給与を上げていかないと、優秀な人材は増えないのではないでしょうか。
若手や中堅も頑張っているようなので、待遇をどんどん改善していくべきです。ただ、中堅層の中には、若手ばかり給料が上がって不満を漏らしている人もいると聞きます。ですから、中堅の方々の待遇も改善すべきでしょう。私のようなベテランは十分もらっています。中堅の方々ももう少し給与を上げて、全体的に良い流れになればいいと思います。
まとめ
民間の批判はあるかもしれませんが、個人的には公務員の給料を上げることに大賛成です。どんどん給料を上げて、優秀な人材を呼び込んでほしいと思います。
さて、公務員の給与が上がるという話は、この辺でおしまいにしたいと思います。
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