【先輩に聞いてみよう】年末年始をどう過ごした?(SPI受験)
公務員試験の勉強は長期戦ですが、特に12月〜1月は「来年度の本番に向けた準備期間」としてとても重要な時期でした。ここでどれだけ勉強習慣を固められるかで、その後の伸びが大きく変わってくると感じています。今回は私がSPI試験に向けて実際にやっていたことをまとめてご紹介します。
目次
① メインはとにかくSPI対策
12月〜1月に最も力を入れていたのが SPIの問題演習 です。
公務員試験の多くに民間型の能力検査が導入されていることもあり、早い段階からSPIに慣れておく必要がありました。
・毎日一定量を解き続ける
・間違えた問題は必ず解き直し
・「時間内に解く」意識を徹底
この時期に基本的な問題形式に慣れておくことで、後々の模試や本番でも焦らず対処できるようになりました。
② 空いた時間の使い方も工夫する
メインはSPIですが、スキマ時間の過ごし方にもこだわっていました。
■ 早期にSPI受験できる民間企業で“お試し受験”
民間企業や一部の早期募集では、年内〜年明けにかけてSPIを受験できる機会があります。
私はあえて応募し、実際に受験することで本番特有の緊張感を体験しました。
「机上の勉強」と「実際の受験」は別物なので、場慣れしておくと大きな強みになります。
■ 各自治体の試験情報収集
同じ公務員試験でも、自治体によって試験内容も人物評価の比重も異なります。
公式HPをこまめにチェックして、
・昨年度の倍率
・試験区分や配点
・エントリー時期の確認
など、情報収集を習慣化していました。
1月頃から発表が増える自治体もあるため、早めに動いて損はありません。
③ 冬のイベントは“メリハリ”をつけて調整
12月〜1月はイベントごとが多く、勉強のペースを乱しやすい時期でもあります。
私は次のようにメリハリをつけて乗り切りました。
■ クリスマスは極力参加しない
インフルエンザも流行るため、体調管理の意味も込めてクリスマスのイベントや飲み会はほぼ不参加にしました。
一度体調を崩すと数日単位で勉強が止まるので、ここは割り切りました。
■ 年末年始の親族の集まりには参加
家族との時間は大切にしたかったので、年末年始の挨拶には参加しました。
ただし、挨拶が終わった後は 別室で勉強。
「参加はするけど流されすぎない」というスタンスを徹底しました。
■ 三が日が明けてから神社参拝
人混みを避けるため、三が日が終わって人が少なくなったタイミングで、学問の神様を祀っている神社にお参りに行きました。
気持ちが引き締まり、「よし、ここからまた頑張ろう」と前向きな気持ちをもらえる大切な行事でした。
まとめ:12月〜1月は“土台作りの期間”
この時期は、大きく成績が伸びる時期ではありません。
しかし 習慣・基礎・情報収集 の3つを固める絶好のチャンスです。
・毎日SPIを解く
・空いた時間は“場慣れ”と情報収集
・イベントはメリハリをつけて管理
・新年のスタートに神社で気持ちを整える
この積み重ねが、春以降の伸びにつながりました。
これから勉強を本格化させる方は、ぜひこの時期の過ごし方も参考にしてみてください。
冬の努力が、来年の合格にしっかりつながります。