精神障がいがあっても公務員になれる?障がい者枠での試験対策
こんにちは!キャリサポです。
今回は、障がい者枠について「精神障がいを持っている場合でも受かるの?」という質問にお答えしていこうと思います。
目次
合格者の割合は?
これについては、実際に精神障がい者でも合格している例が多いです。特に平成30年に人事院が発表したデータによると、合格者の手帳の割合は身体障がいが42.3%、療育手帳が0.4%、精神障がい者保健福祉手帳が57.3%でした。このデータからもわかるように、精神障がい者の方が身体障がい者よりも合格者の割合が多いです。したがって、試験の対策をしっかり行えば心配する必要はありません。
面接における注意点
ただし注意点として、面接が重要です。特に統合失調症やうつ病の方が多いですが、面接で落とされることが多いのは、面接官に違和感を持たれる場合です。面接官が障がいに対する知識を持っていないこともあるため、入退室を含めた初見の印象を大切にする必要があります。これはキャリサポで最初に指導する基礎的な部分です。
面接対策と今後の展望
また、障がいの特性に応じて面接対策を行うことも重要です。長々と話しすぎたり、質問を忘れてしまったりする場合は短めに話すことが求められます。逆に全く話さない方もいますので、それぞれの特性に応じた対策が必要です。これにより、精神障がいを持つ方でも合格の可能性が広がります。
療育手帳をお持ちの方に関しては、今後障がい者枠でのペーパー試験が減り、SPIに変わっていく可能性があります。この場合、仕事ができない程度の重度の障がいでなければ、多くの方が普通にコミュニケーションを取れるため、公務員への道も広がると思います。
障がい者枠の理解と挑戦
最後に、最初に精神障がい・知的障がいを障がい者枠に含めたのは国であることを理解し、精神障がいの方が一番多いという事実を認識して、不安を感じずに挑戦していただきたいと思います。
障がいがあるからといって落ちると決めつけず、積極的にチャレンジしてください。
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