2025.04.15
公務員試験

【公務員試験】公務員志望でも就活すべき?SPI新戦略

今回は「公務員受験生は民間就活をたくさんやろう」というテーマでお話しします。

今までの戦略

これまでは「民間就活はやらなくていいですよ」と言ってきました。なぜかと言うと、ちょうど3月1日から民間就活が解禁されますが、3月・4月は公務員受験生にとって最も重要な直前期にあたります。その大事な時期に時間を取られてしまうのは、やはりもったいないという考えがあったからです。

実際、公務員試験を本気で目指している受験生は、この時期に集中して勉強していますし、民間就活を本気でやっている人たちも、当然全力で取り組んでいます。どちらつかずの状態になるのが、一番苦しいわけです。

過去には、民間就活に力を入れすぎたために、前半の都庁や特別区などに落ちてしまった、というケースも多くありました。

SPIの新戦略

最近になって少し状況が変わってきました。それは「SPI型の公務員試験」が増えてきたからです。

どういうことかと言うと、公務員試験を本気で考えていて、試しにSPIの試験も受けてみようと挑戦した受験生が、実際に落ちてしまったという例が昨年多く見られました。一方で、民間就活を本気で取り組んでいた人が、SPI試験を受けに行って合格したというケースが多かったのです。

つまり、従来通りの専門試験を受ける受験生に関しては、これまで通り民間就活はあまりしない方が良いかもしれません。しかし、SPI型の試験を受ける予定の方は、積極的に民間就活に取り組むべきです。

SPIは内容ももちろん重要ですが、「慣れ」が非常に大きな影響を与えます。加えて、多少の違いはあるものの、民間の面接経験は、公務員試験における面接対策にもつながります。特に、SPI型の公務員試験では、筆記以上に面接が重要になってきています。

ですから、今後公務員を目指すにあたって、SPI型の試験を受ける方は、早い時期からガンガン民間就活を頑張っていただいた方が、結果的に合格率が高くなるでしょう。

まとめ

ガチの専門試験を受ける方は、これまで通り民間就活は控えめでOKです。しかし、SPI型の試験を受ける方は、むしろ積極的に民間を受けてください!
では、民間就活についてのお話はここまでにしたいと思います。

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