2025.04.18
公務員試験

【保存版】早期SPI対応!特別区面接カードの書き方と対策法

今回は、特別区の面接カードの質問項目についてお話しします。これは早期SPI枠で出されているものですが、一般枠でもほぼ同じ内容が出題されますので、準備をしておくことをおすすめします。

※すでに締め切りが終わった内容になりますので、来年度以降の参考資料としてご覧ください。

特別区の面接カード

特別区では、4~5年前から申し込みのときにこれらを聞いてきます。直前期で試験勉強に集中したいところですが、これはしっかり準備しましょう。

質問項目1つ目

質問項目の一つ目は、「あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか。あなたの強みと志望動機も含めて、具体的に書いてください。」です。
SPI枠ではこの項目がどうなるか分かりませんが、一般枠ではここで3分間のプレゼンテーションをこの内容についてしなければいけませんので、今のうちから内容を考え、準備しておきましょう。

どのような仕事に挑戦したいか、たとえば子育て支援、防災など、さまざまな分野があると思いますが、ポイントとしてはまず自分がやりたいことを考えて一応どこの区でもいいので部局を探してみてください。そうでないと「特別区を盛り上げたい…」というような抽象的な内容になってしまいます。

また、その仕事を「なぜやりたいのか」という理由付けも重要です。この理由が志望動機とリンクしていると、さらに良いでしょう。

面接対策も兼ねて準備を進めるなら、まず「特別区の現状」を把握しましょう。そのうえで、「現状を踏まえた上での課題」、「その課題に対するあなたなりの対策」といった構成でまとめておいてください。

「自分の強み」については、エピソードを2つ程度用意しておくと安心です。先ほどの「やりたい仕事」の理由づけに関連するエピソードも含めると、エピソードが3つになりますが、これでちょうど良く話が収まります。

「志望動機」については、基本的になぜ特別区なのかというところをしっかり掘り下げておきましょう。

 ・なぜ都庁ではなく特別区なのか?

 ・なぜ国ではなく特別区なのか?

このようなところを意識して、特別区を志望する理由が納得いくように考えてみましょう。

質問項目2つ目

次に、「あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だったことと、それをどのように乗り越えたかを教えてください」という項目です(250文字以内)。

この質問には、必ず「困難だったこと」を具体的に書いてください。最近は、「困難な経験がない」という学生も多いですが、たとえばコロナ禍での学業継続も、立派な困難といえます。部活動、ゼミ、アルバイトなども題材としてOKです。たとえば、アルバイト先での衛生管理の改善提案など、実際にそれで合格した学生もいます。

質問項目3つ目

続いて、「目標達成に向けてチームで行った経験とチームの貢献につながったあなた独自のアイデアをご自身の役割とともに教えてください。」(250文字以内)という質問です。これも「ない」という人が多いですね。

こちらも、チーム活動として部活など分かりやすいものがありますね。もし「ない」という場合でも、仲間やアルバイトを「チーム」と見立てて話をすることは可能です。

まとめ

来年度の早期SPI枠や、4月末に実施される特別区の試験を受験される方は、ぜひ今回の内容をもとに、しっかりと準備を進めてください。申し込み時の内容で評価が決まるケースもあるため、油断は禁物です。

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