【国家一般職】令和6年度・中国地区のボーダー徹底解説

今回は、令和6年度に実施された「国家一般職(行政・中国地区)」のボーダーについて、わかりやすく解説していきます。
点数の出し方などの詳細はこちらの記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
目次
1次試験のボーダー
中国地区の第1次試験ボーダー(標準点換算)は291点。
最終的な合格点は481点でした。
ということは、第1次試験をギリギリ通過した場合、第2次試験(論文や面接など)で190点を追加で取る必要がある計算になります。
教養・専門試験の得点の目安
・教養試験(基礎能力):満点30点/平均18.79点/標準偏差3.89点
・専門試験:満点40点/平均20.58点/標準偏差6.78点
この数値をもとに、どんな組み合わせで第1次試験を突破できるのかを見ていきましょう。
たとえば、教養試験で9点取れた場合、専門試験では25点必要。
逆に、教養で16点取れていれば、専門は18点でOKです。
教養が17点〜23点の範囲なら、合計ボーダーは35点。
たとえば教養17点なら専門18点、教養23点なら専門12点が目安になります。
2次試験の配点について
論文試験のスコア換算
・満点6点中、4点取れれば「54点」相当
・3点だと「33点」、2点以下は厳しいラインです
面接試験(標準点)
・A評価:187点
・B評価:146点
・C評価:101点
・D評価:54点
・E評価:残念ながら不合格
実際のシミュレーション
たとえば、論文が4点、面接がC評価(101点)だったと仮定しましょう。
この場合、合格ラインまでにあと326点必要になります。
もし専門試験で20点取れたとすると、教養試験では18点必要です。
教養18点+専門20点=第1次試験38点。これが“安全圏”といえるラインです。
このあたりを一つの目安にして、しっかりと準備を進めていきましょう。
戦略的に得点を積み重ねていけば、合格は十分に狙えます。
今回の記事の動画はこちら↓