2025年公務員の夏ボーナス公開 前年比6.9%増

目次
2025年 公務員の夏のボーナスについて
2025年の公務員に対する夏のボーナスが発表されましたので、今回はその内容について簡単にご紹介したいと思います。
まず、2024年のボーナスは、前年比で3.5%の増加となっていましたが、今年2025年は、なんと6.9%の増加となりました。昨年度の平均支給額は60万円台でしたが、今年は平均70万5,200円と、大幅に上がっています。
国と地方を合わせた全体の平均でも、6.5%の増加となっています。ちなみに、2023年は9.8%の増加でしたので、それと比べると今年はやや控えめではありますが、それでも十分に高水準だと言えるでしょう。
公務員のボーナスの決め方についてですが、公務員には争議権がなく、ストライキや春闘といった交渉の場もありません。そのため、人事院が民間企業の支給額と比較しながら、支給額を決定しています。
ただ、昨今の人手不足の状況などを考慮すると、もう少し支給額を増やすことで、公務員の職業としての魅力がより高まるのではないかという印象もあります。
とはいえ、これは大企業との比較であり、中小企業の水準と比べると、やはり公務員のボーナスは羨ましがられる金額になるでしょう。「夏にこれだけもらえるのか」と思う方も少なくないはずです。
初めてボーナスをもらう方への注意点
毎年この時期にはボーナスについてお話ししていますが、特に初めてボーナスをもらう方は、注意が必要です。
これまで私が見てきた教え子たちの中にも、最初のボーナスで浮かれてしまい、高額な買い物をしてしまった人が何人もいました。印象的だったのは、仙台へ旅行に行き、なんとクルーズ船をチャーターしたという人もいたことです。「それはさすがにやりすぎだ」と伝えたことを覚えていますが、本人は楽しめたようでしたし、ある意味いい思い出になったのかもしれませんね。
とはいえ、浮かれすぎには注意が必要です。ボーナスは臨時収入ですが、計画的に使うことが何より大切です。
まとめ
民間企業の景気が上向いていることもあり、総合商社などの大手企業では、今年も高水準のボーナスが支給されているようです。そういった流れを受けて、公務員のボーナスも全体的に良い水準となっています。
これから公務員を目指す方にとっても、「安定した収入の中に、しっかりとボーナスも支給される」という点は、大きな魅力の一つになると思います。ぜひ、公務員という道を目指し、このくらいのボーナスを受け取れる立場になっていただければと思います。
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