問題を見た瞬間勝利を確信!? 思い出の受験生シリーズ~都庁新方式2位合格者~
都庁新方式の秋が始まります。
ということで、今回は’’思い出の受験生シリーズ’’から、「都庁新方式2位で受かった子」についてお話します。
彼女がどんなことをしていたか。今と若干、試験形態や難易度が異なる部分もありますが、お話できればと思います。
目次
試験の概要(当時)
当時の都庁新方式は、5月の第1週に行われていました。
試験については以下の通りです。
▼1次試験(5月第1週目)
・教養試験:2時間10分
・プレゼンテーションシート作成:1時間30分
▼1次試験合格発表(6月上旬)
▼2次試験(6月中旬~下旬)
・プレゼンテーション発表
・個別面接
▼2次試験合格発表(6月下旬)
▼3次試験(7月中旬)
・グループワーク
・個別面接
▼最終合格発表(7月下旬)
受験時の状況、対策
当時の彼女は、国立理系大学生で学生で研究や部活、サークルで忙しく、当初は教養だけの試験で受けたいとの事だったので、新方式を薦めました。
国立大と言えども、油断はせずに1次試験の教養試験対策はしっかりと行っていました。結果、高得点で一次試験は通過。
プレゼンテーションに関しては今のように事前提出ではなく、1次試験(教養試験)が終わった後、会場でプレゼンテーションのお題や資料が配布され、それらを読み込んだうえでその場でプレゼンテーションシートを作成し提出します。
これに関して、キャリサポでは幾度となく、練習を重ねて最初はボロボロでしたが回数を重ねるごとに、時間内で完成度の高いプレゼンテーションシートを作成出来るようになっていました。
キャリサポの膨大なデータと講師陣の経験からその年の予想問題が見事的中し、あとは資料からデータ分析をして当てはまるだけの状態でした。そのため、彼女は、「問題を見た瞬間、勝利を確信した。」と言っていました。
その後、2次試験の対策もしっかりと行いました。プレゼンテーション発表練習は20回ほど行いました。
また、空いた時間でフィールドワークを行い、都内を歩いて直に東京都の現状と課題を知ってもらいました。
結果、プレゼンテーションは制限時間5分のところを彼女は4分55秒におさめ、面接もスムーズに受け応え出来たそうです。
彼女の完成度に思わず面接官も唸りながらすごいですねと歓心の言葉を口にしたそうです。
これで満足せずに、3次試験に向けたグループワーク練習やその自主練もキャリサポで散々行いました。
彼女の代からの反省として、受講生だけでグループワークを行うとパターンが限られてしまうため、次年度からクラッシャー役を追加してより実践的な練習を行っています。
結果、2位で最終合格を勝ち取ってキャリサポへ報告にきました。
まとめ
彼女のように、試験というのは1つ1つ丁寧に対策をしたら合格率は格段に上がるのですが、その対策を疎かにしている方が多いように感じます。勿体ないです。人生変わってしまいます。
特に今回冒頭でご紹介した都庁秋の新方式は、大学3年生から受験可能なので、ここで受かってその後の大学生活を有意義なものにしていただきたいです。
また都庁新方式に限らず、公務員試験に関して質問や分からないことがある方は、お気軽にキャリサポまでお問い合わせください。
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