2025.10.13
公務員試験

公務員試験対策で挑める!民間・準公務員のキャリアパス解説

今回は、公務員試験以外の進路と、いわゆる「準公務員」のような職種についてお話ししていきたいと思います。公務員の勉強をしていて、最終的に公務員以外の道、例えば民間企業などに進んだ教え子もいます。彼らがどのような選択肢を選んだのかについてです。

公務員の勉強を活かせる進路

昔、私が大学で指導していた時に、「公務員の勉強をしているなら、独立行政法人といった選択肢もあるよ」と話したのがきっかけで、実際に独立行政法人に進んだ学生もいます。

現在の公務員試験はSPIの導入などで大きく変化しており、一概には言えません。しかし、過去の私の教え子で、公務員の勉強を活かして別の道に進んだ例として、まず独立行政法人が挙げられます。

例えば、学術振興会などの機関です。学術振興会に行った教え子が言っていたのですが、「人数を少なく採用するので、すごく大事にしてくれる」とのことでした。

やはり公務員の外郭団体なので、主幹官庁(例えば学術振興会なら文部科学省など)の影響下にあります。JAXA(宇宙航空研究開発機構)などもそうですが、あちらは逆に大変だそうです。なぜかは分かりませんが、高校の後輩がJAXAにいて「秘密にしてくれ」と言っていました。国家的な機密事項などもあるのかもしれませんね。

いずれにせよ、独立行政法人も公務員試験の対策で目指せる可能性があるため、視野に入れてみると良いと思います。

その他の公的機関

次に近いところで言うと、共済組合に進んだ教え子もいます。具体的には、健康保険の共済組合や、自衛隊・公務員などの組合です。

また、組合という枠組みで言うと、神奈川県などの水道事業が組合になっている例もあります。そのため、水道組合といったところも視野に入れてみても良いでしょう。

以前、組合の方から「人が来ないのかどうか分からないが、先生ぜひ宣伝してください」と、私の教え子の親御さんを通じて連絡をもらったことがありました。視野を広げ、そういった組合なども調べてみるのも良いかもしれません。

社会福祉協議会という選択肢

さらに、福祉分野にはなりますが、社会福祉協議会に進んだ子もいます。

これは、地域の経済的に困窮している方々への支援などを行う仕事です。これも公務員と似た形式で試験があり、仕事内容は各県庁などから委託を受けている形になるのでしょうか、福祉の現場を民生委員などの方々と協力して行っています。福祉に興味がある方にとっては、やりがいがある仕事だと思います。

公務員を目指している方は、数年真剣に対策すれば公務員に受かってしまう可能性が高いです。対策すれば受かるはずなので、もし今うまくいっていない方がいらっしゃったら、この社会福祉協議会のように、同じ対策で臨める職種にも視野を広げてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は公務員試験対策の経験を活かせる民間・準公務員のキャリアパスについてお話ししました。
同じ対策で臨めるため、少し視野を広げて進路を考えてみてください!

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