【国家専門職】国税・財務専門官の合格発表を徹底分析!

今回は、国家専門職の合格発表を受け、特にボリュームゾーンである国税専門官と財務専門官について、昨年度のデータと比較しながら分析し、今後の傾向を予想します!
目次
国税専門官:倍率の大幅低下が示す傾向
国税専門官は、昨年度の募集人数1,100人に対し、今年度は1,150人とわずかに増加しました。
一方で、受験者数は昨年度の8,555人から今年度は7,280人へと、1,000人以上も大幅に減少しています。結果として、最終合格者は増え、実質倍率は2.5倍から2.1倍へと大きく低下しました。
このデータは、募集人数が増加しているにもかかわらず、受験生が減っているという明確な傾向を示しています。専門科目がある公務員試験は、今後も受験者数が減少することで、さらに合格しやすくなると予想されます。勉強に苦手意識がある方も、専門科目を対策する価値が非常に高まっています。
財務専門官:受験者の激減と低倍率
財務専門官のデータはさらに顕著です。
募集人数が昨年度の150人から今年度は190人と20%以上増加したのに対し、申込者数は約30%も激減しました。この結果、実質倍率は2.4倍から1.7倍という驚異的な水準にまで低下しました。
倍率1.7倍ということは、受験者の半分以上が合格している計算になります。まだ詳細なボーダーラインは分析できませんが、この倍率から、合格ラインはかなり下がっていると強く予想されます。財務専門官も非常に合格を狙いやすくなりました。
まとめ
この国税専門官と財務専門官の分析から明らかなのは、専門科目を課す公務員試験は、人気が低下し、それに伴いボーダー点も低下しているということです。
この状況は、公務員を目指す上で非常に良い機会です。専門科目も、昔のように深く掘り下げて勉強する必要はなく、ボーダーを超えることを目標に効率的に進めることで、合格を勝ち取ることができます。
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