【受験経験者の本音】勉強を本格化させる時期の“乗り越え方”
年末を前にして、いよいよ筆記試験のことを現実的に意識し始める時期ですよね。
「まだ思うように勉強できてない…」と焦っている方も大丈夫。
ここから本腰を入れれば、まだ十分に間に合います。
安心して、できることから積み上げていきましょう。
今回は、キャリサポ卒業生の方が、勉強を本格化させるこの時期に意識していた“気持ちの整え方” をお伝えします。
具体的な勉強法というより、“どうやって自分を勉強モードに乗せていったか”のお話です。
目次
集中できる環境を選ぶ
この時期はとにかく勉強量を増やすことが大事です。
だからこそ、誘惑が少ない環境づくりが重要になります。
大学図書館・カフェなど、
“自分が一番集中できる場所” を探してみてください。
まわりで集中している人がいると、「自分もやらなきゃ!」と自然に気持ちが引き締まります。
自宅で勉強する場合は、
・勉強する場所には勉強道具だけ
・休む場所は別にする
というように、空間をしっかり分けるのがオススメです。
「ここは勉強だけの部屋」と決めることで、気持ちの切り替えがうまくいきます。
息抜きもセットで考える
「本格的に勉強するぞ!」と思っても、ずっと集中し続けるのは無理です。
私も最初は詰め込みすぎて、逆に勉強がしんどくなったことがありました。
小休憩はむしろ勉強の効率を上げる
5〜10分でも席を立って、トイレに行ったり外の空気を吸ったりするだけで気分がリセットされます。
私は、小休憩のあとに
「休んじゃった分、もう少し頑張るか!」
と逆に気合いが入るタイプでした。
あえて“手を抜く日”をつくる
毎日フルスロットルだと、心も体も疲れます。
私は2週間に一度くらい、勉強時間を半分にして出かける日を作っていました。
長期戦だからこそ、休む勇気も大切です。
毎日“達成可能な目標”を決める
漠然と勉強していると、
「今日何をやればいいんだろう…」
と気持ちがぼやけてしまい、モチベーションも上がりにくいです。
朝に“その日のゴール”を決める
・「問題集の○ページまで」
・「数的のこの分野だけ」
といった具体的な小目標にすると、取りかかりやすくなります。
ただし、無理な目標設定は逆効果。
私は欲張って難しい目標を立ててしまい、達成できずに落ち込んだことがありました。
手が届く小さな目標を積み重ねるのがコツです。
“とにかく時間をこなす日”も必要
勉強は「量より質」とよく言われますが、
当時の私は「今日は8時間勉強できた”という事実」が大きな自信になりました。
もちろん8時間ずっと集中できるとは限りません。
それでも、
・机に向かう
・時間の枠を守る
この積み重ねが、精神的な安心につながります。
「自分はこれだけやっている」という感覚は、
後々のモチベーションにも、本番での自信にもつながります。
投げ出さずに、コツコツ続ける
勉強が遅れていると感じると、
「もう無理かも…」と気持ちが折れそうになる瞬間があります。
でも、公務員試験は最後まで粘った人が強いです。
極端な話、
“たまたま自分が見たことある問題が出た”
という運も試験にはあります。
だからこそ、
・完璧じゃなくても
・進みが遅くても
・不安があっても
途中で投げ出さず、コツコツ積み上げることが本当に大切です。
最後に
この時期は気持ちが折れやすく、つらく感じる瞬間もあると思います。
でも、毎日の努力は確実に積み上がっています。
自分を追い込みすぎず、でも諦めずに、少しずつ前に進んでいきましょう。
これからが本当の伸びどころです。応援しています!