2026.02.17
公務員試験

特別区の試験制度が変更に―技術職志望者は要チェックです

こんにちは。公務員試験予備校です。
今回は、1月に発表された特別区の試験制度の変更点について、受験生目線で分かりやすく整理してお伝えします。

今回の変更は主に技術職が対象となっており、行政職志望の方には大きな影響は少なめです。ただし、公務員試験全体の流れを考えるうえでも重要な内容なので、ぜひ押さえておいてください。

今回の主な変更ポイント

まずは変更点をシンプルにまとめます。

 ・技術系の募集職種が拡大
 ・秋試験で大学3年生から受験可能に
 ・電気職の専門科目に「数学」「物理」が追加
 ・採用候補者名簿の有効期間が変更

特に大きいのは、「大学3年生から受験できるようになった」という点です。

いよいよ特別区も“3年生受験”の時代へ

ここ数年、他の自治体でも広がっていた流れですが、ついに特別区でも本格的に導入されました。
つまり、

 ・3年生のうちに合格や内定を目指せる
 ・4年生は余裕を持って進路選択ができる
 ・民間企業や他自治体との比較がしやすくなる

という状況になります。

特に技術職は民間企業の待遇が良いケースも多いので、「早い段階で内定を確保しておく」という戦略はかなり現実的です。
これからは、“早く動く人が有利”という傾向がさらに強まるでしょう。

電気職は科目追加に注意

電気職では試験科目にも変更が入りました。

 ・数学
 ・物理

が新たに追加されています。
これは、より基礎的な理解や理論的な力が求められる方向に変わってきたと考えてよいでしょう。

実際、以前こんな受験生がいました。
行政職ではなかなか結果が出なかったものの、一度電気分野の仕事を経験し、学び直して技術職で再挑戦したところ、一発合格でした。

技術職は行政職と少し評価の軸が違います。

 ・専門性が評価されやすい
 ・面接も「技術理解」が強みになる

面接が苦手だと感じている人でも、専門分野で勝負できる可能性があるのが技術職の特徴です。

名簿制度も変更されました

特別区は「最終合格=採用」ではありません。
合格後は採用候補者名簿に登録され、そこから内定へ進んでいく仕組みです。

今回、この名簿の有効期間が次のように変わりました。

 ・春試験:1年
 ・秋試験:2年
 ・早期SPI枠:1年(変更なし)

以前よりも期間が短くなり、実質的には「毎年受験する」流れが前提になってきています。
予備校として長く見てきた経験から言っても、名簿に頼り続けるより、新しく受け直したほうが結果的にうまくいくケースは多い印象です。

これからの受験は“早期化+競争激化”

今回の変更から見えてくるのは、次の流れです。

 ・試験日程の早期化
 ・大学3年生受験の拡大
 ・競争率の上昇

実際、3年生から受験できる試験は、総じて競争率が高くなる傾向があります。
大学2年生の方は、「まだ早い」ではなく、むしろ今から情報収集を始めることが大きな差になります。

公務員試験は今、大きな転換期に入っています

ここ数年で、公務員試験はかなり変化しています。

 ・SPI型試験の拡大
 ・日程の前倒し
 ・面接重視の流れ

つまり、知識だけを詰め込む時代ではなくなってきています。
これからは、

 ・いつ動くか
 ・どの試験を選ぶか
 ・どう戦略を立てるか

この部分が合否を分けます。

私たち予備校も、学科対策だけでなく、面接や受験戦略のサポートにより力を入れているのはそのためです。

まとめ

今回の特別区の変更は、特に技術職志望者にとって大きな意味があります。

 ・大学3年生から受験可能に
 ・専門科目の変更
 ・名簿制度の見直し
 ・受験全体の早期化

公務員試験は、確実に新しいステージに入っています。

早めに情報を取り、戦略的に動いた人がチャンスをつかむ時代です。
無駄のない準備で、合格をしっかり引き寄せていきましょう。