2023.09.30
公務員試験
【行政課題シリーズ】サスティナビリティとサーキュラーエコノミー
新しいシリーズ、「行政課題シリーズ」を始めてみたいと思います。最近、学生との面接対策で「何をやりたいのか」という質問を投げかけると、具体的な答えが返ってこない、もしくは浅い答えが返ってくることが多いと感じています。そこで今日は、皆さんに新しい視点を提供し、深い探求のインスピレーションを与えたいと思います。
目次
サスティナビリティとサーキュラーエコノミー
最近、”サスティナビリティ”という言葉をよく耳にしますよね?SDGsなどで話題になっており、私の専門分野では「サーキュラーエコノミー」、つまり循環経済と呼ばれています。OECDの推計によれば、2060年には世界の人口が100億人に達するとされ、資源の利用量は現在の倍になると予測されています。これは地球の限られた資源に大きな負担をかけ、持続可能な社会を構築する必要性を一層高めています。
プラスチックリサイクルの現状
でも、現在のリサイクルシステムは本当に効果的なのでしょうか?たとえば、日本ではプラスチックのリサイクル率は85.8%と言われていますが、実際にはマテリアルリサイクル(他の製品に変えるリサイクル)はわずか23%に過ぎません。残りの大部分は単純に燃焼されているだけです。
さいごに
このように、持続可能な社会を構築していくことは、大きな行政課題になります。最近ではやっと都庁でもサーキュラーエコノミーのセクションができました。今後、いろいろなところがこれについて取り組んでいかなければいけないと思いますので、興味のある方は、しっかり理解したうえで、自分のやりたいことを考えてみてください!
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【行政課題シリーズ】持続可能性