2023.11.17
公務員試験

公務試験、高齢受験は不利?有利?

今日は高齢の受験者についてお話ししていきたいと思います。公務員試験において、「高齢受験者」は一般に25歳以上の方を指します。一般的にこの年齢層は新卒者に比べて試験で不利になるとの見方がありますが、実際のところはどうでしょうか?

年齢制限の現実

公務員試験では、試験によって60歳までの受験ができます。ただし、実際には国家一般職の中央官庁などで、公表はされていないですが、25歳以上の採用を避ける傾向があるとも言われています。しかし、これは一部の例であり、特殊なスキルを持つ受験者は年齢を超えて採用されることもあります。

国家一般職/出先機関の場合

国家一般職の採用では、年齢はそれほど重要な要素ではないようです。特に国税専門官などの職種では、年齢に関わらず採用されるケースが多いです。また、経験者枠を利用することで、年齢が高い受験者も有利になる可能性があります。

合格率と年齢の関係

神奈川県の人事委員会の年報を例にとると、年齢が上がるにつれて合格率が変動する傾向がありますが、27歳や28歳では合格率が上昇することも。これは、年齢が高いと自動的に合格率が低下するわけではないことを示しています。

面接の重要性

高齢受験者にとって、面接は非常に重要な段階です。前職を辞めた理由や公務員を目指す動機の適切な説明がカギを握ります。言い訳や前職の批判は避け、ポジティブな理由を提示することが重要です。

結論

公務員試験における高齢受験者は、年齢だけで判断されるわけではありません。年齢に関わらず挑戦する価値は十分にあります。特に面接対策を重視し、自信を持って試験に臨むことが大切です。

 

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【データから分析】高齢受験は不利?有利?