2023.09.21
公務員試験

最重要科目数的処理の学習法

公務員試験の数的処理は、合否を大きく左右する重要な科目の一つです。試験に落ちる人の傾向として、数的が苦手な人が多いです。そこで今回は、数的処理の効果的な学習法を紹介します。

質的トレーニング

質的トレーニングは基本を学ぶ段階です。数的処理の問題を解くためには基本的な知識が必要になります。場合の数や数列の基礎、対応関係等、知識がないと問題を解くことができませんので、まずはこの段階でしっかりと知識を身につけましょう。ただし、この知識を身に着けただけでは、点数は取れません!次のトレーニングへ進みましょう。

量的トレーニング

効率よく勉強したいと思うのがふつうですが、効率的=楽という解釈は間違いです。効率性のまえに、ある程度量が必要です。数的ができない人は、特にこの量が不足しているケースが多いです。

ただし注意が必要です。他の科目では同じ問題集を何度も繰り返すことが重要となってきますが、数的では同じ問題集を繰り返してもあまり実力は伸びません。初見の問題に対応できないからです。質的トレーニングで得た知識を、さまざまな問題に当てはめる練習をしてきましょう。

実践トレーニング

試験では時間制限があるため、実際の試験を想定した練習が必要です。試験によって解き方が変わってきますので、過去問で傾向を把握しておきましょう。
実戦トレーニングをつんで、数的の点数を安定させると、教養に自信を持つことができ、試験直前での不安もなくなります。

知識の問題

知識ベースの問題は基本的な情報をもとに解くものです。こうした知識を身に着け、試験で出題されれば確実に得点することができます。したがって、知識ベースの問題は必ず解けるようにしましょう。

パターンの問題

特に都庁や特別区の試験でよく出題されるのが、パターンの問題です。この種の問題は、繰り返しの練習を通じて当てはめるスキルを高めることがポイント。地方の試験ではこれだけで十分対応可能ですが、国家試験では即時の思考力が求められる場面も。そのため、知識とパターンの練習が基盤となり、高得点を目指すにはこれらをしっかりとマスターする必要があります。

さいごに

基本を学んだら量をやる、そして直前に時間をはかって実戦トレーニングをする。問題としては、知識・パターン問題は確実に取っていきましょう。また、数的の勉強で最も重要なのは、毎日やるということです!忙しい人も、1日1問でもいいので毎日数的に触れ、感覚をなくさないようにしましょう!

数的については今後も動画にする予定ですのでお楽しみに!

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【公務員試験】最重要科目数的処理の学習法