2024.09.09
公務員試験

【思い出の受講生シリーズ】模擬面接148回!で国家公務員

こんにちは、キャリサポです!

今日は、「伝説の受験生シリーズ」をお届けします!
たくさんの子たちを見てきましたが、その中でも思い出に残っている、あるいは学ぶことがある子たちを紹介していきたいと思います。
※なお、プライバシー保護のために、少しフェイクを入れるかもしれませんし、名前も呼びません。

模擬面接148回の受験生

なんと模擬面接を148回も行い、最終的に国家公務員として内定を得た受験生です。
おそらく過去の受験生の中でも、これだけ模擬面接をした子はいないでしょう。
模擬面接の回数は、公式なカルテに記録されているものを後でチェックしたところ148回でした。
それ以外にも、夜に学校が終わった後、個人的に見たりしていたので、多分200回を超えていたのではないかと思います。

どんな受験生だったか?

彼はとにかく面接が苦手でした。
一方で勉強はできるので、一次試験も国家総合職に合格していましたが、面接で毎回落とされてしまいました。そのため、彼自身も悩んでおり、面接で落とされると、人間性を否定されたように感じてしまうようでした。それが連続すると、精神的にかなり辛かったようです。

また、キャラクターが可愛らしい受験生でした。
彼をよく知ると、その可愛らしさが分かりますが、自分の話を長々としがちで、普通の会話でも相手の状況を考えずに話し始めてしまうことがありました。
そのため、周囲から少し敬遠されることもありましたが、根は素直で可愛らしい子でした。
発達障害の症状がかなり強く出ていた子でもあります。

国家公務員試験に合格できた理由

そんな彼が最終的に国家公務員、中堅官庁に入ることができたのは、人事課長に恵まれたからです。
人事課長がどこに着目したのかは分かりませんが、彼を気に入ってくれて、トイレかどこかでアドバイスをもらったのだと思います。
そのアドバイスをそのまま実行した結果、内定を得ることができました。

彼は、ちょうど私が独立して作った学校の一期生だったので、彼が合格したことで、「頑張れば国家公務員になれるんだな」と私も確信を持てたという、思い出深い出来事でした。

模擬面接はどれくらいやればいいのか?

模擬面接を何回やればいいかとよく聞かれますが、これは本当に人それぞれです。
彼のように148回やらないと内定を取れない子もいれば、1回もやらずに内定を取れる子もいます。
ですから、自分がどれくらい練習が必要か、どんなタイプなのかを把握し、しっかりと対策することが大切です。

面接で落ちる子については、彼がトータルで何社落ちたのかは分かりませんが、私の知る限りでは、警察官を目指して30社以上落ちた子がいました。
しかし、その子も最終的には警察官になれました。
ですから、国家公務員を目指す方や、どうしても合格したいという方は、諦めずにしっかりと対策を行っていただければと思います。

まとめ

今回は模擬面接148回の受験生についてご紹介しました。
自分の苦手分野や、パーソナリティを分析し、それにあった対策を取ることがとても大事です。
ぜひみなさんも参考にしてくださいね!

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