【思い出の受験生シリーズ】面接重点コースをつくるきっかけになった受験生
こんにちは、キャリサポです!
今回も「思い出の受験生シリーズ」ということで、公務員試験が難しかった時代の受験生のお話をしておこうと思います。
彼はなんと苦節7年目で見事公務員試験に合格しました。
目次
どんな受験生だったのか?
彼は一流の国立大学を卒業して、その後スーパーに勤務しましたが、半年で辞めてしまいました。その後はアルバイトやボランティアをしながら、都庁を目指していました。一次試験は余裕だったんですが、二次試験が問題でしたね。
面接重点コースを作ったきっかけ
彼は6年目の時に、面接の直前に私たちのところに相談に来ました。しかし、その年は間に合わず、不合格になってしまいました。その後すぐに再度相談に来たんです。彼の相談がきっかけで、私たちは「面接重点コース」を作ることになりました。
面接重点コースとは
このコースは、面接の練習が直前だと表面的な修正しかできないため、もっと深い部分から準備しようという考えで始めました。
具体的には、まず志望理由や考え方の軸の部分を整理して、シンプルで説得力のある形に修正していきます。その後、印象面の改善に取り組みます。印象面は努力すれば大きく変わります。そして模擬面接では、基本的な部分をしっかりと固めた後、コンピテンシーや行政関連の話題、さらに状況設定質問などの深掘りを行います。最後は圧迫面接の対応まで、1年間かけて準備を進めました。
このようにしっかり対策したおかげで、彼は7年目にして見事合格しました。個人的にも、彼はよく頑張ったと感じています。非常に喜ばしい思い出です。
合格するには対策がとても重要!
今の時代、7年もかける必要は全くありませんが、最近は「落ちた」という相談が増えてきています。その一方で、対策をしっかりしていない人が多いと感じます。
面接で1回目でも受かる人もいますが、そういう人たちは過去に疑似体験が多いことが要因です。例えば、中高で生徒会長をしていたり、野球部やサッカー部のキャプテンを務めていたり、クラスでも上位にいるような人たちですね。しかし、そういった話を聞いて真に受けて対策を怠ると、全くうまくいかないことが多いです。
ですから、自分をしっかり認識して、面接対策をしていただきたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今の時代は公務員試験に合格するには7年も必要ないかもしれませんが、甘く見てはいけません。
自分の立ち位置と試験合格までの距離をしっかり把握し、そこから逆算して対策をしましょう!
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