2024.12.20
公務員試験

【公務員試験2024年総括】今年の試験が簡単だった理由

こんにちは!キャリサポです。
新日程や障がい者・経験者の試験もひと段落つきましたね。
そこで今回は今年の公務員試験の総括をお話ししたいと思います!

変化の多い1年

今年は非常に変化の多い年でした。試験制度が大きく変わり、日程が前倒しされました。
例えば、横浜市は試験日程を早め、都庁や特別区でも1週間早まるなど…日程の変化が多かったですね。また、教養試験からSPIへ移行する動きや、技術職における専門教養の廃止といった大きな変化もありました。

変化への対応が合否を分ける!

今年の変化にしなやかに対応できた受験生は、比較的簡単に合格しています。今年の試験制度は例年と異なるため、単純な比較は難しいですが、今年は公務員試験が最も合格しやすい年だったと思います。

実際に指導した受験生の中でも、落ちた方はほとんどいませんでした。多くの受験生が、7つの試験を受けて1つ落ちる程度の結果で、しっかりと対策すれば合格できる印象でした。
例えば、都庁の新方式についても1人だけ残念な結果となりましたが、それ以外の受験生は全員合格しました。このように、非常に入りやすい年でした。

面接対策が肝

一次試験の通過ボーダーが下がっているため、来年度からは面接対策に力を入れる方が良いと思います。
また、数的処理については、いきなり難しい問題を解くよりも、まずはSPI対策を行い、その後簡単な教養問題に取り組み、国家公務員を目指す方は難しい問題に挑戦する…というように段階を踏みながら勉強を進めるのがオススメです!

教養試験においても、知識系の問題が減っているため、全ての問題を拾おうとしなくてもOKです。時事問題が増加しているため、ニュースを日常的にチェックすることも大切です。

専門試験についても、従来の主要5科目(憲法、民法、行政法、経済学のミクロ・マクロ)に集中するのではなく、社会学や政治学、経営学などのボリュームが少ない科目から取り組むようにしましょう。

まとめ

2024年は非常に合格しやすい年でしたが、来年以降は公務員試験が競争の激しい状況に戻る可能性があります。特に、東京都庁、横浜市、特別区などでは受験者が増加し、レベルが上がるのではないでしょうか。そのため、SPIや専門試験の効率的な対策を進めていくことが重要です。

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