2025.01.18
公務員試験

効率的に得点アップ!試験に出やすい論点の攻略法

今回のテーマは、「試験に出る8割は全体の2割」という話です。
勉強の際にぜひ意識してほしいテーマなので、ぜひ参考にしてみてください。

試験に出る8割は全体の2割

公務員試験は相対試験です。今はボーダーラインの点数が低くなっているので、全体の2割どころか1割くらいをしっかり押さえれば合格ラインに達することもあります。

たとえば、私の専門である経済の場合、よく出るところはある程度決まっています。そのため、年明けくらいから、試験日程が早まっていることも意識して、効率的な学習を心がける必要があります。
問題集を最初から全部解いて完璧に仕上げるなんてやり方は、正直なところ効率が悪いです。出やすいところをしっかりと絞って取り組むことが大事です。

ただ、「手を抜け」という意味ではありません。データをきちんと見て、出やすいポイントを押さえて学習すれば、8割くらいの点数は取れます。
もっとも、今の試験では8割も取る必要はない場合も多いです。例えば特別区などでは、80点中26点で合格するケースもあります。

高得点を目指すには

高得点を目指すには、1つの科目を完璧に仕上げるよりも、出やすい論点を拾いながら、できるだけ多くの科目に触れる方がいいです。「この科目は切る」と決めてしまうのではなく、「この論点は拾う」という感覚で勉強してください。

たとえば、科学や物理が苦手だと感じている人も多いと思います。でも、科学なら元素記号が分かれば解ける問題がありますし、物理も公式を覚えて代入すれば解けるような簡単な問題があります。「全部やるのは無理」と思っても、簡単な部分だけでも勉強すれば点数につながりますよ。

学習する上で意識すべきこと

学習は「インプット2割、アウトプット8割」を目指してください。ただ分かるだけではなく、実際に解けることが重要です。
逆に言えば、経済などは分かっていなくても解ける場合があります。そのため、テキストを読むだけで終わりではなく、過去問を使って解けるようになるまで練習するのが大事です。

さらに言うと、第1志望の試験に合わせた対策も必要です。特別区、裁判所事務官、一般職など、それぞれ出題の雰囲気や特徴が違います。自分が受ける試験の特徴をしっかり理解したうえで勉強を進めてください。

まとめ

今回は「試験に出る8割は全体の2割」というテーマでお話ししました。
試験の傾向に合わせた効率のよい勉強をしていきましょう!

キャリサポでは、各試験に合わせた職種別ゼミを行います。
過去問題の分析から、頻出範囲のまとめ、出題予想まで、直前期を効率的に乗り切りましょう!

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