2025.04.20
公務員試験

【保存版】都庁新方式 面接カード記入のポイント&注意点まとめ

今回は、都庁の新方式についてです!
今年からは、事前に面接カード(エントリーシート)をネットで提出するタイプになりましたので、その質問項目についてお話します。
今年度の試験は始まっていますが、来年度の受験を検討している方には、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
特に早期試験を受験する方は、すでにこの準備を始めておく必要がありますよ!

設問1

「あなたがこれまでに力を入れて取り組んだことについて、取り組み期間も含めて書いてください(3つ以内・各40字以内)」

この設問は各40字以内ということで、コンパクトにまとめる必要があります。
たとえば、部活動、アルバイト、ゼミなどが一般的な例です。
取り組み期間は、「何年何月から何月まで」でもいいですし、「何年から何年間」とし、後ろに括弧書きで書くのが一般的です。

過去に「親孝行」と記載した方もいました。これは、母子家庭で育った大学生が、アルバイトを頑張ってお母様に車を買ってあげたというものでした。高価な車ではなかったとしても、心温まるエピソードですね。

設問2

「これまで取り組んだことのうち、成果や達成感を得た経験について、あなた自身の行動を中心に具体的に書いてください(350字以内)」

この設問には、まずはその状況を説明し、その中であなたがどのように行動したのかを具体的に書きましょう。

たとえば「部活動で滞納者が多かった中、会計担当として改善に取り組み、この経験を通じてこういうことを学んだ」というように、状況→行動→結果→学び、という流れで書くと説得力が増します。ただし、あくまで一例なので、自身の経験を自由に記載してOKです。

設問3

 「東京都を志望した理由について書いてください(400字以内)」

なぜ「国」ではなく「東京都」なのかをはっきりさせましょう。単に「大きな仕事がしたい」というだけでは、「それは国の仕事では?」「この人は調べていない」と思われるかもしれません。

また、「なぜ特別区ではないのか」「なぜ地元ではなく都庁を志望するのか」といったところも見られますので、そこもしっかり説明しましょう。

逆に、このような筋書きがしっかりしていれば、合格率は大きく上がります。

設問4

 「東京都に採用されたらやってみたいことについて、具体的に書いてください(400字以内)」

やりたいことが「東京都のどの部局で実施されているか」をまず調べましょう。そのうえで「なぜやりたいのか」さらに現状・課題・対策まで掘り下げて書くと良いです。

東京都が公表している「未来戦略」の資料を参照すると、分かりやすいと思います。また、合格者はほとんど自分のやりたいところがあれば、もう少し細かな資料まで読み込んで準備しています。東京都は豊富に資料をホームページに載せてくれていますのでしっかり読み込んでおくと良いですね。

困ったらぜひキャリサポへ!

来年度の新方式で受験される方は、この面接カード作成が申込のときに必須になります。
キャリサポではプレゼン、プレゼンシート、グループワークのサポートもしており、受験者の方たちはプレゼン原稿ができてリハーサルに入っています。
グループワーク対策の予約も埋まってきています。

SPIの状況にもよりますが、勝負どころはプレゼンとグループワークになります。この対策ができていれば、情報を知らずに受験する方も多いと思いますので、やり方が分かっているだけで合格率はグッと高まります。

ぜひしっかり対策をしておきましょう!

まとめ

以上、都庁の新方式における面接カードの内容についてご紹介しました。
それぞれの設問に対してしっかり答えられるように準備してくださいね!

今回のブログの内容の動画はこちら↓
https://youtu.be/tafDYGirplo?si=ebA_NKesiANo4Fqw