教養試験がテストセンター方式に 公務員試験が大変革へ
今回は、教養試験がテストセンター方式で受験できるようになるという話題です。
すでに日本人事試験研究センターの公式サイトでも公表されており、今後の公務員試験の流れを考えるうえで、かなり重要な変更だと考えています。
「結局、何がどう変わるの?」
「受験生は何を意識すればいい?」
このあたりを、できるだけ分かりやすく整理します。
目次
教養試験とは?なぜ日程が分かれているのか
公務員試験の筆記試験は、日本人事試験研究センターが作成した問題がベースになっており、それを使って各自治体が A日程・B日程・C日程 といった形で試験日を設定しています。
これまでは原則として、
・同じ日程の試験は併願できない
・受験日は「この日」と決まっている
という、いわゆる「一発勝負」の試験でした。
テストセンター方式になると何が変わる?
テストセンター方式になると、SPIと同じように
・一定の受験期間が設けられる
・その期間内で好きな日時・会場を選んで受験できる
という仕組みになります。
自治体側からすると、
・試験会場を用意しなくていい
・問題の管理や試験監督が不要
・職員の負担・コストが大幅に減る
正直なところ、「やらない理由がない」方式です。
さらに、テストセンター方式にすると受験者数が増えやすいというメリットもあります。
地域を問わず受験できるからです。
この流れを見る限り、来年度以降、テストセンター方式は一気に広がると予想しています。
試験の種類と見分け方(ここは重要)
テストセンター方式になると、試験の種類が少し分かりにくくなります。
判断の目安を整理しておきましょう。
① BEST-A(ベストA)
・60分・60問
・4択式
・テストセンター方式ですでに実施中
→ 60分60問なら「ベストA」
② スタンダード(知能+知識)
・従来:120分・40問(会場試験)
・今後:90分・40問(テストセンター)
問題は、全体的にやや易化すると考えられます。
③ ロジカル
・知識を前提としない
・数的処理・文章理解など中心
・90分・40問
市役所試験では、今後この「ロジカル」が選ばれる可能性が高そうです。
B・C・D日程はどうなる?
現状でもSPI化は進んでいますが、
・B日程
・C日程
・D日程(主に市役所)
このあたりは、ほぼテストセンター方式に移行する可能性が高いと見ています。
職員側にとっては圧倒的に楽ですし、受験者数を確保しやすいというメリットもあります。
結果として、
・日程の違いは形だけ残る
・実質的な区別は薄れていく
そんな流れになるかもしれません。
受験生にとってのメリットと注意点
メリット
・受験できる自治体が増える
・日程の制約が減る
・試験難易度は全体的にやや下がる
教養試験は、SPIよりは少し難しく、BEST-Aよりは少し上、というポジションになると予想しています。
注意点
・試験時間と問題数を必ず確認する
・「教養試験」という名前だけで判断しない
60分60問 → BEST-A
90分40問 → スタンダード or ロジカル
まずはここを押さえてください。
学習の考え方:まずはSPI、その次に教養
今後の対策としておすすめなのは、
- まずSPI対策をしっかりやる
- そのあとで教養試験向けに調整する
特に市役所志望の方は、難問に手を出すより、基本問題を確実に取るという勉強法がより重要になります。
変化の時代は「しなやかに対応する」
試験制度は、ここ数年で本当によく変わっています。採用側も人手不足に悩みながら、試行錯誤を続けています。
だからこそ、
・情報を正しく知る
・変化を怖がらない
・柔軟に対応する
この姿勢が、これからの公務員試験では大切です。
今回は、「教養試験がテストセンター方式になる」というテーマでお話ししました。
制度は変わっても、「基本を確実に取る」ことの重要性は変わりません。落ち着いて、一つずつ準備していきましょう。
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