2026.01.09
公務員試験

教養試験がテストセンター方式に 公務員試験が大変革へ

今回は、教養試験がテストセンター方式で受験できるようになるという話題です。
すでに日本人事試験研究センターの公式サイトでも公表されており、今後の公務員試験の流れを考えるうえで、かなり重要な変更だと考えています。

「結局、何がどう変わるの?」
「受験生は何を意識すればいい?」

このあたりを、できるだけ分かりやすく整理します。

教養試験とは?なぜ日程が分かれているのか

公務員試験の筆記試験は、日本人事試験研究センターが作成した問題がベースになっており、それを使って各自治体が A日程・B日程・C日程 といった形で試験日を設定しています。

これまでは原則として、

 ・同じ日程の試験は併願できない
 ・受験日は「この日」と決まっている

という、いわゆる「一発勝負」の試験でした。

テストセンター方式になると何が変わる?

テストセンター方式になると、SPIと同じように

 ・一定の受験期間が設けられる
 ・その期間内で好きな日時・会場を選んで受験できる

という仕組みになります。

自治体側からすると、

 ・試験会場を用意しなくていい
 ・問題の管理や試験監督が不要
 ・職員の負担・コストが大幅に減る

正直なところ、「やらない理由がない」方式です。

さらに、テストセンター方式にすると受験者数が増えやすいというメリットもあります。
地域を問わず受験できるからです。

この流れを見る限り、来年度以降、テストセンター方式は一気に広がると予想しています。

試験の種類と見分け方(ここは重要)

テストセンター方式になると、試験の種類が少し分かりにくくなります。
判断の目安を整理しておきましょう。

① BEST-A(ベストA)

 ・60分・60問
 ・4択式
 ・テストセンター方式ですでに実施中

 → 60分60問なら「ベストA」

② スタンダード(知能+知識)

 ・従来:120分・40問(会場試験)
 ・今後:90分・40問(テストセンター)

問題は、全体的にやや易化すると考えられます。

③ ロジカル

 ・知識を前提としない
 ・数的処理・文章理解など中心
 ・90分・40問

市役所試験では、今後この「ロジカル」が選ばれる可能性が高そうです。

B・C・D日程はどうなる?

現状でもSPI化は進んでいますが、

 ・B日程
 ・C日程
 ・D日程(主に市役所)

このあたりは、ほぼテストセンター方式に移行する可能性が高いと見ています。

職員側にとっては圧倒的に楽ですし、受験者数を確保しやすいというメリットもあります。

結果として、

 ・日程の違いは形だけ残る
 ・実質的な区別は薄れていく

そんな流れになるかもしれません。

受験生にとってのメリットと注意点

メリット

 ・受験できる自治体が増える
 ・日程の制約が減る
 ・試験難易度は全体的にやや下がる

教養試験は、SPIよりは少し難しく、BEST-Aよりは少し上、というポジションになると予想しています。

注意点

 ・試験時間と問題数を必ず確認する
 ・「教養試験」という名前だけで判断しない

60分60問 → BEST-A
90分40問 → スタンダード or ロジカル

まずはここを押さえてください。

学習の考え方:まずはSPI、その次に教養

今後の対策としておすすめなのは、

  1. まずSPI対策をしっかりやる
  2. そのあとで教養試験向けに調整する

特に市役所志望の方は、難問に手を出すより、基本問題を確実に取るという勉強法がより重要になります。

変化の時代は「しなやかに対応する」

試験制度は、ここ数年で本当によく変わっています。採用側も人手不足に悩みながら、試行錯誤を続けています。

だからこそ、

 ・情報を正しく知る
 ・変化を怖がらない
 ・柔軟に対応する

この姿勢が、これからの公務員試験では大切です。

今回は、「教養試験がテストセンター方式になる」というテーマでお話ししました。
制度は変わっても、「基本を確実に取る」ことの重要性は変わりません。落ち着いて、一つずつ準備していきましょう。

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