2026.03.10
公務員試験

面接が苦手な人の共通点|「話せない人」と「話し過ぎる人」の改善法

私たちは公務員試験予備校として、毎年多くの受験生の面接対策を行っています。

筆記は通過するのに、面接で伸び悩む――
その原因はさまざまですが、実は大きく分けると2パターンに集約されます。

①何も話せなくなるタイプ
②話しすぎてしまうタイプ

今日はこの2つの特徴と、改善ポイントをお伝えします。

パターン①:質問されると止まってしまう

質問されると、頭が真っ白になってしまう。
沈黙が怖くなり、さらに焦る。

しかし、はっきり言います。

話せない人に「何もない」ことはありません。

たとえば、
「アルバイトでレジ打ちを3年続けました」
これだけでも十分に材料があります。

 ・継続力がある
 ・地道な仕事を投げ出さない
 ・責任感がある

さらに一歩踏み込めば、
「3年間、無遅刻無欠席で勤務しました」
これだけで評価は大きく変わります。

面接は“コントロール”できないが、“デザイン”はできる

面接の質問自体はコントロールできません。
でも、どこに話を誘導するかはデザインできます。

たとえば、

悪い例(短すぎる)
「バスケットボール部です。」

良い例(誘導あり)
「バスケットボール部で、ゲームメイクを担当していました。」

あるいは、
「副キャプテンとして後輩との調整役をしていました。」

これだけで、質問はその方向に来ます。

そして重要なのは――
深掘りされそうな部分だけ対策しておけばいいということです。

パターン②:聞かれていないことまで話す

一方で、こんなケースもあります。

「バスケットボール部で副キャプテンをしており、後輩と女子部員の意見が割れた時に私が間に入り…」

……と延々続く。これは危険です。

理由は2つあります。

①面接官にとって“不要な情報”はストレスになる

聞いていない話を先回りして話すと、評価は下がります。

②どこを深掘りされるか分からない

余計な話をすると、想定外の質問が飛んできます。

面接は、

「ポイントだけ提示する→聞かれたら深く答える」

これが基本です。

「大したことがない」は思い込み

「特別な経験がありません」
と言う方が多いですが、実はネタは必ずあります。

例えば、
 ・マニュアルに付箋をつけて後輩が分かりやすいようにした
 ・困っている新人に積極的に声をかけた
 ・聞き役としてチームの空気を整えていた

派手ではありません。
しかし面接官はこう考えます。

「自分が新人だったら、その人がいたら助かるか?」

イメージできる話は強いのです。

「聞き上手」は立派な武器

話すのが苦手な人は、無理にリーダー像を演じる必要はありません。

 ・誠実に話を聞く
 ・対立する人の間に入る
 ・共通点を探す

これは立派な組織適応力です。
「引っ張る人」だけが評価されるわけではありません。

面接は“楽しませたら勝ち”

以前、「男性で琴をやっているのは恥ずかしい」と言っていた学生がいました。
しかし、面接官からすると――

「え?男性で琴?面白いね。」

と興味を持ちます。

面接官が「ちょっと面白いな」と思った瞬間、空気は変わります。
楽しい時間になった面接で、低評価はつけにくいのです。

失敗しても、直しようはいくらでもある

面接で残念な結果だった方へ。
翌年に合格するケースは本当に多いです。

 ・話せなかった人は「材料の掘り起こし」
 ・話しすぎる人は「削る練習」
 ・自分の強みの“見せ方”を修正する

私たちは、対話と実践練習を通して、その人の持ち味を言語化していきます。

まとめ

面接で失敗する人の多くは、

 ・何も話せない
 ・話しすぎる

このどちらかです。
でも安心してください。

どちらも改善可能です。

面接は才能ではなく、技術です。そして技術は、訓練で伸びます。

これから面接を受ける方も、一度悔しい思いをした方も。
ぜひ一緒に、戦略的に準備していきましょう。

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