【昔と今の公務員試験】十数年前の教え子が再入学して驚いた、受験生・難易度・指導法のリアルな変化
目次
十数年前の教え子が再入学してきた話
先日、十数年前に教えていた元受講生が転職のために再入学してきました。(個人の特定を防ぐためにフェイクを入れています。)
久しぶりに最近の公務員試験の状況について話をしたのですが、こちらの現状を聞いてその子がとにかく驚いていたんですよね。
「え、今ってそうなんですか!?」と。
あまりにも昔と今で状況が違うので、今回は「昔の受講生と今の受講生」「試験難易度や指導方法の変化」について、昔を振り返りながら整理してお話ししてみようと思います。
予備校での過ごし方と学習環境の変化
キャリサポも今はオンラインでの指導が中心になっていますが、昔はもちろん教室でのリアルな講義がベースでした。
オンラインと言っても、教室の講義を遅れてDVD化して渡すくらいだった時代です。
当時の受講生は、朝9時に開校してから夜の9時までびっちり校舎にいました。
「あいつら大学行ってないのかな?」と思うくらい、朝から晩までずっといましたね。
普段からずっと顔を合わせているので、講師の側も「今どんな感じだ?」「これやれ、あれやれ」と声をかけたり、わちゃわちゃやりながら指導していました。
一方、今の子たちはオンライン中心ということもあり、大学を優先しています。
校舎に来るのも1on1(1対1)の面談の時くらいなので、会う機会が少なくて普段の姿が見えにくいところはあります。
ただ、受講生1人ひとりをじっくり見るという点では、やっぱり今の1on1の形式の方が向いているなと感じますね。
ちなみに昔は、受講生が入ってきた時や合格した後にしょっちゅう飲み会をやっていました。
自分が24歳で講師を始めた頃(国税ゼミの1期生・2期生の時代)は、受講生と年齢が近かったこともあって、朝まで飲んで男子学生の家に泊まりに行くなんてこともありました。
今は飲み会をやると言ってもあまり集まらないですし、飲み会自体やらなくなりましたね。
指導スタイルと自分の常識を捨てた話
時代の変化とともに、自分自身の指導アプローチも大きく変わりました。
昔の受講生はとにかくタフだったので、成績が悪ければ普通に怒っていましたし、椅子を蹴ったり、寝ている奴の椅子をどうにかしたり(今じゃ絶対にできないことですが…)していました。
面接指導も無制限でやっていて、ダメ出しされて泣いてしまう子もいましたね。
試験が終わって不合格だと分かった後、校舎で号泣している子もいました。
ですが、今の指導では受講生を怒ることはありません。
面接指導もかなり優しくなりました。
特にコロナの前と後で学生の雰囲気が大きく変わったと感じます。
以前なら「それくらい普通だろ」と思えていたことができない子が増えてきたので、手取り足取り教えていく必要が出てきました。
だから昔持っていた「自分の中の常識」は一度捨てました。
例えば、昔は遅刻してくる子がいたら「ふざけるな」と怒っていましたが、今は一切怒りません。
「本番では遅刻するなよ」と伝えるくらいです。
考え方が大きく変わったきっかけの一つに、障がい者クラスを作って指導した経験があります。
障がいの特性について理解を深めるうちに、「あ、これは本人のせいじゃなくて生まれ持った特性なんだな」と腑に落ちたんです。
それ以来、遅刻や行動に対していちいち怒ることも気にすることもなくなりました。
(もちろんビジネス上で必要なら注意することもありますが、予備校なので「本番で遅れなきゃいいや」という感覚です。)
「合格ライン58点」だった時代と今の難易度
試験の難易度自体も、昔と今ではまるで別物です。
再入学してきた子に「当時って何点取ってたっけ?」と聞いたら、「58点でした」と言っていました。
今の公務員試験の合格ラインと比べたら、倍以上の点数です。昔はそれくらい試験自体が難しくて、朝から晩まで勉強しても落ちる子がいるような時代だったんです。
それに比べると、今の公務員試験は本当に合格しやすい(入りやすい)状況になっています。
ただ、自分の体感としては、昨年あたりを底打ちとして少しずつまた難しくなってきているかなという感覚はあります。
とはいえ、正しい方法でしっかり対策さえすれば、今はどんな子でも公務員になれる時代です。
まとめ:時代に合ったアプローチで合格へ
昔と今では、受講生の生活スタイルも試験の難易度も全く違います。昔のようなスパルタ勉強法ではなく、今の時代や個人の状況に合わせた対策をすることが大切です。
キャリサポでは、一人ひとりの特性や生活に合わせた1on1の指導を行っています。
「今の公務員試験でどう勉強すればいいか分からない」「自分に合った対策を知りたい」という方は、ぜひ気軽にご相談ください。
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