2023.08.29
公務員試験

公務員試験:文系と理系、どちらが有利?

公務員講師歴30年の川井太郎です。今回は公務員試験で文系と理系、どちらが有利なのかを、私の視点からご紹介します。

結論から言うと、理系の方が有利

理系の受験生は、自分の専門性を活かすことができる点や面接においての相対的な利点があるため、公務員試験では有利と考えています。

理系のメリット

専門性が活かせる:文系は大学で学んでいる学問に関わらず、経済学、社会学など幅広い分野を学ぶ必要がありますが、理系は技術職での受験が可能。例えば、国家総合職なら人間科学、工学、数理科学など、専門分野での受験ができます。
専門試験が受けやすい:大学の学びがそのまま試験に活かせるので、専門分野の試験は理系にとって有利です。
文系の科目も受験可能:理系学生でも文系の科目を学び、受験することができます。
面接が受かりやすい:技術・資格系の受験生は面接でのパフォーマンスが低い傾向にあり、そのため少しの練習で大きな差をつけることができます。

理系のデメリット

行政系に比べると、技術系の受験機会は少ないです。一方で、競争率自体はそれほど高くはありません。
公務員を目指す場合、専門職だけでなく教養試験や行政試験も併願することで、受験のチャンスを増やせます。また、面接の練習をすることで、合格率を大きく上げることができます。

文系の皆さんへ

しっかりとした勉強と、面接対策を徹底的に行いましょう。

公務員試験の文系・理系の問題についての私の意見を述べました。これが皆さんの参考になれば幸いです。

ブログ記事の内容の動画はこちら↓
【公務員試験】有利なのは文系?理系?