【SPI試験】SPIに専念して見えた、公務員試験対策の第一歩

今回は、「SPI試験」に関する体験談をご紹介します。これからSPI対策を始めようと思っている方に、少しでも参考になれば幸いです。
目次
公務員を目指したきっかけと、焦りの始まり
私が「公務員になりたい」と思い始めたのは大学2年生の頃。ただ、その時点では受験先も職種も決まっておらず、何をすべきかも分からない状態でした。結局、そのままアルバイト中心の毎日を過ごしてしまい、あっという間に大学3年の秋。
周りの友人たちは就活の企業説明会やインターンに参加していて、すでに内々定をもらっている人も出始めていました。さすがに焦りを感じ、ようやく予備校の先生に相談しました。
数的・判断が難しい…そこでSPIにシフト!
先生の勧めで、最初は「数的推理」「判断推理」に取り組みました。ですが、2周、3周と解いてもなかなか理解できず、「このままでは他の科目まで手が回らない!」と危機感を覚えました。
そこで、選択肢の一つとして挙げられたのが「SPI」。
SPIは主に民間就職で使われる試験ですが、一部の公務員試験でも活用されています。内容は「言語分野」と「非言語分野」の2つのみ。特に、教養試験の範囲が広すぎて困っている人にとっては、効率よく得点力を上げられる試験です。
SPIの特徴と学習方法
SPIの学習は次のように進めました。
言語分野
・語彙力が問われる問題が多く、反復練習でスコアが伸びやすい
・コツコツ問題数をこなすことが一番の近道
非言語分野
・小学校算数レベルの応用が中心
・難問ではないけれど、スピードが勝負
私が実践した「3ステップ勉強法」
SPIはスピード勝負の試験。本番では1問につき約1分の制限時間があるため、次のように時間管理しながら練習を重ねました。
1周目:時間を気にせず、じっくり考えながら全問解く
2周目:ストップウォッチで時間を測り、各問題に解答時間をメモ
3周目:時間内に解けなかった問題や苦手な問題を重点的に復習
こうした練習を繰り返すうちに、問題のパターンが頭に入り、解法もスムーズに。最終的には別の問題集に進めるほどになりました。
試験当日の流れと注意点
SPIはテストセンター(PC受験)で行われます。私が受験したときは以下のような流れでした。
・ロッカーに荷物を預け、身分証と貸与される筆記用具・紙のみを持って入室
・使用する筆記用具は会場によって異なり、ボールペンやシャーペンが指定される場合がある
・配布される紙もA4無地なので、普段から慣れておくと安心
受験会場には他の試験(宅建・英検など)を受けている人もいて、静かで緊張感のある雰囲気。でも、周りもみんな緊張しているので、自分だけ不安になる必要はありません。
最後に:SPIは終わったらすぐ切り替え!
SPIは自己採点ができず、点数が開示されることもありません。受け終わっても「できたのか分からない…」というモヤモヤは残ります。
ですが、そこで立ち止まっている時間はありません!
公務員試験は続いていくもの。SPIを受け終えたら、すぐに次の筆記対策・面接対策へと気持ちを切り替えることが大切です。
まとめ
・SPIは数的や判断が苦手な人にとって有効な選択肢
・時間管理を意識した反復練習がカギ
・試験当日の持ち物や形式にも要注意
・受け終わったら即切り替えて次の対策を!
自分に合った試験形式を見つけて、効率よく合格を目指していきましょう!