2024.09.15
公務員試験

【思い出の受験生シリーズ】学歴不要!中卒で県庁に入った受講生の成功体験

こんにちは、キャリサポです!
今回は「思い出の受験生シリーズ」ということで、キャリサポ講師より、中卒で県庁に入った子の話をしていきたいと思います。

どんな受講生だったのか?

中卒で県庁に入った子というのは、キャリサポができる前の話です。
特に変わった様子もなく、普通に過ごしていたので、私も彼が中卒だとは知らなかったんです。
勉強もそこそこできましたし、今の学生とは違い、当時は「喫煙所トーク」というものがありました。
普段は講師と話す機会がない大教室でも、喫煙所に行くと学生が寄ってきて話ができました。

その時に話しかけてきた子が、「僕、中卒なんですよ」と言ったんです。
公務員試験の場合、国家公務員は大学卒業が要件になっていますが、地方自治体は「大学卒業程度」という要件なので、試験に合格すれば問題ありません。
彼の話を聞くと、学力的には問題なく高校にも進学していたんですが、家庭の事情で経済的な理由から進学を諦めざるを得なかったそうです。

なぜ公務員を目指したのか

一応、大検(現在の高卒認定試験)で大学入学資格は取得したものの、大学に通うための費用を考えたら、もう公務員になろうと決意したんですね。
それで予備校に通いながら勉強していたというわけです。
彼は普通に勉強もできましたし、人生経験を積んでいて深みがありました。
その結果、県庁の試験に一発で合格しました。

公務員試験に学歴は関係ない

彼だけでなく、中卒の学生や、他にも専門学校を出て公務員になった子もいます。
例えば、音楽系の専門学校でベースを学び、プロのミュージシャンとして活動していた子が「こんな生活は続けられない」と思い、公務員を目指して見事に都庁に入ったというケースもあります。
ですから、公務員試験は学歴ではなく、どれだけ試験に向けて頑張ったかが重要なんです。
もちろん、Fランク大学の学生も受かることがあります。
だからこそ、学歴フィルターなどは一切気にせず、自分の気持ちをリセットして頑張ってください。

学歴が関係ない理由

実際、公務員試験では学校名を出さないようにという指示があることが多いです。
例えば、都庁や特別区などですね。
これは、昔、東大出身者が国家公務員総合職に多かったことから、その割合を減らすために始まったルールですが、逆に東大生が増えてしまったという笑い話もあります。
いずれにせよ、公務員試験では過去の学歴は基本的に関係ありません。
過去の自分を振り返る必要はありませんが、面接のために振り返ることは必要です。

まとめ

よく学生が言いますが、公務員試験は「人生リセットの試験」です。
学歴はほとんど関係なく、誰でも努力をすれば合格できる可能性があります。
ぜひ目指してみてくださいね。

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