2024.05.21
公務員試験

【公務員試験】面接NGポイントを徹底解説!【印象編】

こんにちは、キャリサポの川井太郎です!

今回は、面接での失敗から学ぶ「面接失敗シリーズ」をお届けします。
私はこれまで15年間、年間約1000人の学生をキャリサポで指導してきました。
その中で印象に残る失敗例をお伝えし、改善のヒントを提供します。今回は特に「印象面」に焦点を当てます。


1. 面接前の印象で不合格


面接が始まる前に、すでに不合格と感じる学生がいます。

入室してきた瞬間の印象が悪いと、内容に関係なく不合格となることがあります。
これは特に公務員試験では顕著です。
例えば、入室時にドアの開け方が雑であったり、姿勢が悪かったりすると、
面接官はその瞬間に「この子はうちの組織には合わない」と判断します。

第一印象は数秒で決まると言われています。自分の姿勢や態度、表情に注意し、初めて会う人に良い印象を与えるよう心掛けましょう。


2. 元気や覇気のない学生


元気がなく、声が小さい学生はマイナスの印象を与えます。

面接官に「本当にこの子は我が社に入りたいのか?」と疑念を抱かせてしまいます。
これは民間企業でも同様ですが、公務員試験でも重要です。元気な態度としっかりした声で、自信を持って自己紹介をすることが大切です。
また、元気がないと面接官に対してもエネルギーを与えられず、印象が薄れてしまいます。

面接の前に深呼吸をし、リラックスして臨むことで、元気な印象を与えることができます。

3. 視線が変な学生

視線の使い方は非常に重要です。

面接室に入った瞬間にキョロキョロする、面接官をじっと見つめる、視線が合わないなどの行動は不自然で違和感を与えます。
例えば、入室時に部屋をキョロキョロ見渡すと、緊張しているように見えますし、面接官をじっと見つめると圧迫感を与えます。
自然な視線の使い方を心掛け、面接官との適度なアイコンタクトを意識しましょう。
視線を適切に使うことで、面接官に対して誠実な印象を与えることができます。


4. 起立・着席・礼が雑な学生


「気を付け」「起立」「礼」「着席」が雑な学生は、仕事ができない印象を与えます。
特に礼儀作法は重要で、面接官に対して尊敬の意を示すことが求められます。
例えば、礼の時に首だけを動かすのではなく、腰をしっかり曲げて礼をすることが大切です。
起立や着席も同様で、猫背や無駄な動きは避け、堂々とした姿勢を保つことが求められます。

正しい姿勢と礼儀作法を身につけることで、面接官に良い印象を与えることができます。


5. 無表情や作り笑いの怖さ

無表情で面接に臨むと、冷たい印象を与えてしまいます。

逆に、無理な作り笑いも不自然で怖い印象を与えます。面接官はあなたの本当の気持ちを見抜こうとしています。

自然な笑顔を練習し、面接に臨むことで、面接官に対して親しみやすい印象を与えることができます。

また、無表情であると、面接官はあなたの情熱や意欲を感じ取りにくくなります。
普段から鏡の前で自然な笑顔を練習し、面接当日に自然な笑顔を見せるよう心掛けましょう。


6. 服装のだらしなさ


服装の乱れは、仕事に対する姿勢を疑われる原因となります。
清潔感のある服装を心掛け、TPOに合ったスーツを着用しましょう。
例えば、シャツが黄ばんでいたり、スーツのサイズが合っていなかったりすると、面接官はその学生が細部にまで気を配れない人間だと感じます。

逆に、清潔でサイズの合ったスーツを着用している学生は、面接官に対して信頼感を与えます。
また、ポケットに不要なものを入れず、スーツのシルエットを保つことも重要です。


7. 名乗りがセリフになっている


面接の名乗りがセリフのようになっていると、誠意が伝わりません。
しっかりと気持ちを込めて、自然な口調で名乗ることが大切です。
例えば、「受験番号○○の○○です。本日はよろしくお願いします。」と一気に言うのではなく、
一つ一つの言葉に気持ちを込めて言うことが求められます。

最初の名乗りは面接の第一歩です。この第一歩をしっかりと踏み出すことで、面接官に対して良い印象を与えることができます。


8. 挙動不審や仁立ち


挙動不審な動きや、仁立ち(足を広げて立つ姿勢)は、面接官に不安を与えます。

リラックスして、自然な姿勢で面接に臨みましょう。

例えば、妙なところで慌てて動いたり、手が無駄に動いたりすると、面接官はその学生が落ち着きがないと感じます。
また、仁立ちのような姿勢は、面接官に対して不尊な印象を与えます。
手を動かさないよう意識し、自然な姿勢で面接に臨むことが大切です。


9. ガン見の怖さ

面接官をじっと見つめる「ガン見」は圧迫感を与えます。

適度なアイコンタクトを心掛け、自然なコミュニケーションを図りましょう。

例えば、面接官と話す際にずっと目を合わせ続けると、面接官はその学生から圧迫感を感じます。
逆に、目を全く合わせないと、面接官はその学生が自信がないと感じます。

適度なアイコンタクトを意識し、自然なコミュニケーションを図ることで、面接官に対して良い印象を与えることができます。


結論

印象面での失敗は、面接の結果に大きく影響します。
まずは基本的なマナーと自然な振る舞いを心掛け、面接官に良い印象を与えることが大切です。
印象面での失敗を避けるためには、普段からの練習と意識が重要です。次回は具体的な応答例を紹介し、さらに深掘りしていきます。

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次回もお楽しみに!