【国家一般職】大学3年生から受験可能!教養区分のポイント
こんにちは!キャリサポです。
今日は国家一般職の大卒程度試験に「教養区分」が新設されたという話題について触れたいと思います。
目次
国家一般職の教養区分について
こちらは、数年前から「国家総合職」において教養試験のみで受けられる「教養区分」がありましたが、これがいよいよ一般職にも適用されることになりました。
ただ、少し違う点があります。総合職の場合、教養区分は通常試験と別日程で実施されますので、両方を受けることが可能です。しかし、一般職の場合は、同じ日程で行われる予定ですので、どちらかを選択する形になります。
試験のポイント
まず第一のポイントとして、この教養区分は二十歳から受験可能であり、大学3年生から挑戦することができます。したがって、4年生まで待たずに一度チャレンジしてみるのも良いでしょう。早めに、例えば2年生の段階から教養試験の勉強を始め、3年生で合格できれば、後は就職活動や官庁訪問も心に余裕を持って行うことができます。
試験の内容
試験の内容ですが、まず一次試験には基礎能力試験があります。こちらは5択のマークシート方式で、数的処理などを中心に勉強しておくと良いでしょう。
次に課題対応能力試験があり、早く正確に課題を解く能力が問われる選択式マークシートです。これは5択の論文形式になるようですが、まだ不明な部分もあるため、情報が入り次第お知らせします。そして教養論文では、判断力や思考力が求められる論文試験が課されます。準備が必要なのは基礎能力の部分のみですが、知識の量は少なめで、数的処理や文章理解でほぼカバーできるでしょう。
次に二次試験では個別面接が行われます。
また、教養区分の採用予定数は2月に発表される予定です。
合格すると…?
さらに、教養区分に合格すると、6年間の「候補者名簿」に載り、官庁訪問を通じて内定を獲得できる仕組みです。たとえば一度合格して民間での経験を積んでから、改めて公務員を目指すという道も可能になります。このように柔軟な制度が整い、非常に便利になったと感じます。
勉強時間について
勉強時間についてですが、全く勉強したことがない人や、得意不得意に差がある方もいますが、一般的な大学生であれば200時間ほどの対策で合格可能なのではないかと思います。現在、国家公務員は人手不足の状況が続いていますので、ぜひ多くの方にチャレンジしていただき、国家公務員を目指していただければと思います。
まとめ
それでは、国家一般職の教養区分に関するお話はこの辺でおしまいにしたいと思います。
国家一般職の教養区分は20歳から挑戦できるので、大学2年生の方は今から勉強を始めると、有利に受験を進めることができますよ!
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