2024.11.11
公務員試験

【合格率アップの秘訣】公務員試験で有効なグループの法則

こんにちは!キャリサポです。
今回はいつもと少し趣向を変えて「合格の法則シリーズ」の一環として「グループの法則」を取り上げてみたいと思います。

「グループの法則」とは?

グループの法則というのは、「受かるグループは全員受かる」という法則です。
この法則に気づいてから、キャリサポでは4月の入学時に新入生同士の交流会を開いていました(コロナの影響で今はやめていますが)。私がこの法則に初めて気づいたのは、かつて大手予備校での授業を担当していたときのことです。20人ほどのこじんまりとした教室で授業を終えた後、ある年の学生たちが教室に残っていました。通常、授業後にだらだら残っている生徒は落ちることが多いのですが、その年の生徒たちは、ほぼ全員が第一志望に合格しました。

合格できた理由

「この子たちは受かるな」と思ったのは、授業が終わった瞬間からその日の内容をすぐに復習し、話し合っていたからです。「今日はこれとこれをやったよな」と確認し合っていました。これは記憶形成の理にかなっていて、すぐに復習することで記憶が定着しやすくなります。中には優秀な学生がいて、その学生のやり方をみんなが真似していました。彼は大学受験のときも、部活で忙しくて勉強時間が限られていたため、授業内容をその日に確認するという方法を取っていたそうです。そのおかげで、定着率が全然違ったとのことでした。
その後、キャリサポでは「試験は団体戦」という標語を掲げ、みんなで頑張る体制を作るようにしました。

印象に残っている受験生

特に印象に残っているのは、国家総合職で2位に合格した非常に勉強熱心な学生です。彼は、「自分はハートがチキンだから、ノロウイルスやインフルエンザにかかっても合格できるように徹底して勉強する」と言い、教室に行くと必ず自習していました。その姿に周りも引き込まれ、同じグループの沖縄出身で勉強に自信がないと言っていた学生も、彼に引きずられて成績が向上していきました。最終的に、国家公務員も県庁も全てに合格しました。

受かりそうなグループに属している

私は「この子は受かるな」と感じる瞬間があるのですが、それが外れることはほとんどありません。そして、そのような学生は「受かりそうなグループ」に属していることが多いです。これを私は「グループの法則」と呼んでいます。

受かるグループに属するには

ただ、現在はコロナの影響もあり、オンライン学習が主流になっていますし、仲間を作ることが難しくなっています。しかし、SNSやTwitterなどでグループが形成されていますので、良い仲間を見つけてください。
論文でも、1人で勉強するよりもチームで勉強した方が学習効率が上がることが示されています。ぜひ同じ志を持つ仲間と共に「グループの法則」を活かして合格を目指してほしいと思います。

まとめ

向上心のあるグループに属することで、知識の定着率やモチベーションが大きく違ってきます。
ぜひグループの法則を意識して、受験仲間を作ってみてください

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