2025.02.25
公務員試験

【試験情報】公安系の併願スケジュール

今日は「併願スケジュール」シリーズで、消防や公安系、特に警察官などについてお話ししたいと思います。

警察官試験の変化

警察の試験は、昨年度で2回目でした。今までは全国一律で行われていましたが、昨年からその仕組みが変わりつつあります!以前までは受験できる都道府県警は1つまででしたが、今年からは自分が行きたい都道府県や、近隣の都道府県など複数選べる可能性があります!

ただし、日程の変更がある可能性もあるため、しっかりとチェックしてください。このように、受験のチャンスが増えると考えられるので、前向きに取り組んでみてくださいね。

試験スケジュール

4月:大分県警の先行実施枠

まず、4月には大分県警で「先行実施枠」の試験があります。詳しくはまだ分かっていませんが、これからこのような先行実施枠が増えていくと考えられるので、必ずサイトは細かくチェックしていきましょう。

4月末:警視庁の本試験開始

4月末には本格的な警視庁の試験があります。横浜消防や大分県警では早期枠はSPIやSCOAで行われます。警察官ガチ勢の方は、警視庁が一番スタートの試験になりますので、まずここに照準を定めましょう。この試験では、漢字の書き取りなどが廃止されているため、比較的取り組みやすくなっています。ぜひ挑戦してみてくださいね。

5月11日:東京消防庁・都道府県警察

5月に入ると、11日に東京都消防庁や都道府県警の試験が行われます。
試験はSPI枠と一般教養試験枠に分かれており、どちらを選ぶかは自分で決める必要があります。当校では、最初はSPIに取り組んだ生徒が多かったのですが、今では結構な人数が一般教養試験に切り替えています。その方が楽だと感じる場合もあるので、演習を通して自身の実力で判断してください。

5月以降の試験日程

5月18日には福島県警の試験があります。6月15日には市町村の消防、9月に入ると東京消防庁や警視庁の2回目の試験が行われます。続いて6月21日には都道府県警の2回目の試験があります。9月28日には公安系である「皇宮護衛官」の試験が予定されています。これは通常の警察業務ではなく、皇室に関連する業務を行う組織です。例えばサイドカーに乗ったり、馬車を運転したりする場面をテレビで見たことはありませんか?こうした業務に必要な教養として、お花や書道の研修も行われるそうです。

そのほか、入国警備官、航空保安大学校学生、海上保安学校学生などの試験もあります。10月には海上保安大学校学生の試験、1月には警視庁の3回目の試験があります。これだけ受験機会がありますので、チャレンジしていただければと思います。

選択肢を沢山持っておくこと!

「どうしても警察官・消防官になりたい…!」という方はそうするべきだと思います。しかし個人的には、内定ナシが一番まずいと思います。たとえば、国家の一般職は今年から教養試験のみで受けられるので、国家の一般職を受けたり、総務省を狙ってみるのも一つの手でしょう。
あとは、SPIを活用して、都道府県や、消防であれば市町村などをSPIで併願して受けておくというのもいいかもしれません。

まとめ

今回は公安系の併願スケジュールについてご紹介しました!
併願スケジュールをしっかり確認し、なるべく多くの選択肢をもっておくようにしましょう。

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