2026.05.20
公務員試験

都庁採用新方式でAIスライド作成を試した結果

最近、公務員試験でもAIを活用する受験生がかなり増えてきました。
特に都庁の新方式では、プレゼンテーション資料の提出があるため、

「AIでプレゼン資料って作れるんですか?」

という質問をよく受けます。

実は、教え子の中にもすでに試している人が結構いました。
実際にAIで都庁新方式のプレゼンシートを作ってみた感想を書いていきます。

まずはAIでプレゼン原稿を作成

今回は試しに、AIへこんな感じで入力してみました。

 ・5分プレゼン
 ・都庁新方式
 ・強み:継続力
 ・小学校から大学まで野球を継続
 ・志望理由:首都ならではの行政課題に挑戦したい
 ・やりたいこと:首都直下地震対策、防災

かなりざっくりした内容ですが、AIはすぐにプレゼンの流れを作ってくれました。
構成としては、

 ・自己PR
 ・東京都を志望する理由
 ・都庁で取り組みたいこと

など、基本的な形はしっかりできています。
正直、「0から考える」よりはかなり楽です。

ただ、そのまま使えるわけではない

とはいえ、出てきた内容をそのまま提出できるかというと、やはり難しい部分もあります。

例えば、
 ・イントロが少し薄い
 ・経験談に深みがない
 ・「なぜ都庁なのか」が弱い
 ・抽象的な表現が多い
という感じです。

AIの文章って、きれいにはまとまるんですが、どうしても“無難”になります。
特に公務員試験は、「その人らしさ」がかなり見られるので、ここは自分で直す必要があります。

AIスライド作成ツールも試してみた

次に、AIのスライド作成ツールも使ってみました。
今回試したのは、
 ・Canva
 ・Gamma
 ・イルシル
などです。

ただ、正直に言うと、公務員試験には少し派手すぎるものが多かったです。
こちらは「都庁向けプレゼンシート」をお願いしているのに、
 ・写真を大量に入れる
 ・ベンチャー企業っぽいデザイン
 ・カラフルすぎるレイアウト
になってしまうことが結構ありました。
民間企業なら「映る」かもしれませんが、公務員試験だと少し違和感があります。

公務員試験のプレゼンで大事なのは「シンプルさ」

実際に作ってみて改めて感じたのは、
「文章を書きすぎない」
これが本当に大事です。

なぜなら、面接官はスライドを読み始めると、こちらの話を聞かなくなるからです。
プレゼンシートは、「読む資料」ではなく、「話を補助する資料」として考えた方がいいです。

文字は“キーワード”くらいでちょうどいい

例えば、
強み
 ・継続力
 ・野球12年間
 ・主将経験
 ・学業との両立
これくらいでも十分です。

面接官が、「あ、この話ね」と思い出せる程度でいいんです。
逆に長文を書いてしまうと、プレゼンというより“配布資料”になってしまいます。

AIっぽさは意外と分かる

最近は、「AI使ってもバレないですよね?」と聞かれることもあります。
でも、実際は結構分かります。
AIの文章って、
 ・きれいすぎる
 ・無難
 ・抽象的
 ・個性が薄い
という特徴があります。

特に面接官は大量の資料を見ているので、「なんとなくAIっぽい」という感覚は持たれやすいです。

もちろんAIを使うこと自体は悪くありません。
ただ、“全部AI任せ”に見えると、印象はあまり良くないと思います。

おすすめは「AI+自分で修正」

個人的には、
AIでたたき台を作る
   ↓
最後は自分で直す

これがベストだと思います。
例えば、
 ・プレゼン構成
 ・見出し
 ・キーワード整理
はAIがかなり得意です。
その後、
 ・PowerPoint
 ・Googleスライド
などで自分なりに調整していく。
これが一番自然で、公務員試験にも合いやすいです。

まとめ

今回試してみた感想としては、
「AIはかなり使える。ただし、そのまま提出は危険。」
という感じです。

特に公務員試験では、
 ・自分の経験
 ・自分の考え
 ・自分の言葉
が非常に重要です。

AIはあくまで“補助ツール”として使いながら、最後は自分らしいプレゼン資料に仕上げていきましょう。

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