2023.10.02
公務員試験

【来年受験者向け】秋の学習プラン

今回は来年受験を控えた皆さんに向けて、秋の学習プランについてお話したいと思います。これまで様々な場面でお伝えしてきましたが、これからの季節は特に勉強に集中していただきたい時期です。まず大切なのは、勉強時間の確保と、習慣化された学習ペースの作成です。

勉強の習慣化

多くの方がまだ勉強の習慣を身に付けていないかもしれませんが、重要なのは毎日コンスタントに勉強する時間を設けることです。定期的に自習室で勉強する生徒もいますが、大切なのは内容よりも、その習慣作りです。

主要科目のインプット

主要科目のインプットは、9月〜10月頃までに終わらせたいところです。主要5科目(数的、憲法、民法、行政法、経済言論)は、年内に1周するのが目標です。1週というのは、インプットが終わったあとに、簡単な問題でいいので一通り解く。これができれば、択一試験ではほぼ落ちないでしょう。

数的問題の練習

毎日コンスタントに勉強することが重要ですが、この時期から教育実習などの実習が始まってきます。実習中はかなり忙しいと思います。ただし、数的問題は毎日少しずつ解いてください。数的は感覚が大事ですので、1週間以上勉強しないとその感覚を取り戻すのに時間がかかります。

併願スケジュールとマイナー科目

夏休み終わりまでには、第一志望と併願のスケジュールを考え、どのマイナー科目を勉強するかを決めてください。それによって、国税、財務専門官の会計学、労働法、刑法、経営学などの科目選択が変わってくるでしょう。

ペース作り

この時期から勉強をガンガン進めるのも良いですが、マラソンのように長期戦を考え、ペース作りも大切です。毎日4〜5時間、集中して勉強しなくても構いません。大切なのは、コンスタントに学習を続けることです。

科目進捗の重視

完璧を求めず、科目の進捗を優先しましょう。試験直前1ヶ月で出やすい部分を重点的に勉強し、一度でも学習した部分は、復習時に頭に入りやすくなります。

まとめると、まだ勝負はこれからです。秋に向けての学習プランをしっかりと立て、着実に進んでいくことが重要です。皆さんの頑張りを応援しています!

 

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【来年受験者向け】秋の学習プラン