【国家一般職ボーダー点】令和6年度:四国地区の国家一般職試験ボーダーを徹底解説

今回は、国家一般職の四国地区について、一次試験や最終合格に必要な点数の目安をわかりやすく解説します。
点数の出し方などの詳細はこちらの記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
目次
一次試験のボーダーは?
令和6年度の四国地区では、一次試験の合格ラインが「294点」、最終合格ラインが「497点」でした。
一次試験で大事なのは、やはり教養試験と専門試験の得点です。
教養試験(基礎能力試験)
・満点:30点
・基準点(足切り点):9点
・平均点:18.796点
・標準偏差:3.886点
専門試験
・満点:40点
・基準点:12点
・平均点:20.576点
・標準偏差:6.776点
たとえば、教養試験で9点だったとしたら、専門試験で25点が必要になります。合計で34点ですね。
逆に、教養で14点取れれば、専門は20点でOK。これも合計34点になります。
さらに、教養が15点~23点くらいの人は、35点くらいを目安にすればいいと考えてください。
例えば教養が23点あれば、専門で12点取れば合計35点に届きます。
二次試験(論文・面接)はどうなる?
教養論文
・満点:6点
・基準点(足切り点):3点
・平均点:4.070点
・標準偏差:0.794点
教養論文の得点別に標準点を換算すると以下の通りです:
・6点 → 96点
・5点 → 75点
・4点 → 54点
・3点 → 33点
面接試験
評価別の標準点は以下の通りです:
・A評価 → 187点
・B評価 → 146点
・C評価 → 101点
・D評価 → 54点
最終合格点が497点なので、一次試験で294点だった場合は、二次試験で「203点以上」必要になります。
どのくらい取れば安心?
例えば:
面接C評価(101点)+教養論文4点(54点)=合計155点
→ 専門記述や面接でより高評価が必要になります。
一方、面接B評価(146点)+教養論文5点(75点)=合計221点
→ これで十分に合格点を満たします。
択一でカバーするなら、一次試験では「合計で約40点」取れていればかなり安心、ということになります。
最後にアドバイス
ボーダーギリギリを狙うのではなく、「一次は34〜35点以上」「論文はできれば5点」「面接はB評価以上」を目標にすると、合格の可能性がグッと高まります。
何が起こるか分からないのが試験です。一次試験でしっかり点を稼ぎつつ、二次試験に向けて面接対策も抜かりなく準備していきましょう。
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