公務員試験は勉強だけじゃない?本番で実力を出すためのコンディションづくり
「公務員試験に向けて毎日勉強しているけれど、本番でちゃんと力を出せるか不安……」
「試験直前は、普段と違う生活をしたほうがいい?」
「試験当日の集中力を高めるために、勉強以外でできることはある?」
公務員試験というと、どうしても勉強時間や問題集、過去問などに目が向きます。
もちろん学習は重要です。
一方で、試験当日に体調を崩してしまったり、普段とは違う生活をしてしまったりすると、せっかく勉強してきたことを十分に発揮できない可能性があります。
今回紹介するのは、ある講師がある試験を受験した際に、学習以外で意識していたことです。
ポイントは、特別なことをするというよりも、
・試験時間に合わせて生活する
・食事のとり方を考える
・どこでも勉強できる状態をつくる
・普段からさまざまな環境で勉強する
・試験前もできるだけ普段通りに過ごす
・睡眠時間を確保する
といった「コンディションづくり」でした。
目次
試験本番に合わせて「頭が働く時間」をつくる
まず意識していたのが、試験時間に合わせて勉強することです。
試験では、決められた時間に問題を解かなければいけません。
そのため、講師自身は「試験の時間にちょうど頭が回る状態」をつくることを意識していました。
もともとは朝に起きて出勤する生活でしたが、自分自身の状態を確認してみたところ、起きてから頭がしっかり回るようになるまでに時間がかかることが分かったそうです。
そこで、受験する試験の開始時間から逆算して、起きる時間を調整。
試験と同じ時間帯に頭が働くように、生活リズムを合わせていきました。
休みの日も、試験直前には試験と同じ時間から勉強をスタート。
「試験の日だけ頑張る」のではなく、普段から試験時間を意識して過ごしていたということです。
試験直前だけ生活リズムを変えない
ここで大切なのは、急に生活を変えるのではなく、事前に調整しておくという考え方です。
夜型の生活から朝型に変えることについても、形式上は数日でもできるかもしれないものの、講師自身は「脳のピークをつくるのであれば数日では足りない」と考え、前もって調整していました。
試験本番でいきなり生活リズムを変えるのではなく、普段から試験を意識した時間の使い方をしておく。
これが、学習以外の準備として意識されていたポイントです。
食事も「試験本番」を想定して考える
次に意識していたのが食事です。
試験には昼休みがあります。
そこで講師自身は、午後の試験で眠気や集中力の低下につながることを避けたいと考え、昼食をとらないという方法を実践していました。
ただし、これはあくまで講師自身が実践していた方法です。
食事を減らす生活については、体調や栄養面に関わる可能性があるため、他の受験生におすすめするものではないとしています。
講師自身は、自分の生活の中で朝食や昼食をとらなくても勉強できる状態をつくり、試験当日も空腹で集中力が落ちないようにしていました。
また、脳に栄養を与えるために糖分をとることも意識。
具体的にはラムネや甘い缶コーヒーなどを利用していたそうです。
ここで重要なのは、食事方法そのものを真似することではありません。
試験当日の時間帯に、自分がどのような状態になっているのかを事前に確認しておくことです。
「昼食後に眠くなりやすい」
「空腹になると集中しにくい」
など、自分の状態を知っておくことは、試験本番を考えるうえでの材料になります。
「どこでも勉強できる状態」をつくる
続いて大切なのが、どこでもすぐ勉強できる環境をつくることです。
受験生は、問題集やテキストなど多くの教材を持ち歩くことがあります。
講師自身も以前は、仕事に関連するテキストや専門科目の教材などを持ち歩き、かなり荷物が重くなっていたそうです。
そこで、教材をできるだけ持ち歩かない方法を取り入れていました。
Googleアカウントを作り、Googleドライブに勉強に必要なものを入れる。
紙の教材を大量に持ち歩くのではなく、タブレットなどを使って勉強できるようにしていました。
結果として、ほとんどペーパーレスで勉強していたそうです。
勉強する場所も一つに限定しない
主な勉強場所は作業部屋。
それに加えて、通勤時間が長かったことから電車でも勉強していました。
さらに、図書館を利用することもあったそうです。
ここには、もう一つの狙いがありました。
それが、ノイズのある環境でも勉強する練習です。
試験会場が必ずしも、自分にとって理想的な静かな環境になるとは限りません。
過去には、後ろの受験生が貧乏ゆすりをしていたケースや、におい、鼻をかむ音、ペンを置く音など、さまざまなトラブルがあったこともあります。
実際に受験した際は、周囲の人が静かだったため問題なかったそうですが、だからこそ普段から静かな場所だけで勉強しないことを意識していました。
「いつも同じ静かな環境でないと集中できない」という状態を避けるため、いろいろな環境で勉強する。
これも試験本番を想定した準備の一つです。
試験前こそ「平常心」を意識する
試験前になると、どうしても緊張します。
「いよいよ本番だ」
「絶対に合格したい」
そう思えば思うほど、普段とは違う状態になってしまうことがあります。
試験前にテンションを上げすぎてしまう受験生もいます。
人生をかけて試験に臨む人も多いため、平常心でいることは簡単ではありません。
だからこそ、講師自身は普段の生活を大きく変えないことを意識していました。
勉強しているからといって、家庭のことをすべて周囲に任せるわけではない。
仕事も普段通り行う。
休みの日には勉強する時間を確保する。
そして、普段の生活の中に勉強を組み込む。
「試験が近いから特別なことをする」のではなく、「勉強することも日常の一部」と考えていたわけです。
試験前日に特別なことをしない
試験前日の過ごし方についても、講師は普段通りを意識していました。
遠方の場合など、前日にホテルを利用すること自体を否定しているわけではありません。
ただ、特に理由がなければ、普段の生活を変えない。
普通に仕事をして、普通に帰宅して、普通に勉強して、試験に臨む。
これが講師自身のスタイルでした。
また、前日に「試験に勝つために特別な食事をする」といったことも避けたほうがよいとしています。
普段と違うことをして体に負担をかけない。
試験前だからこそ、できるだけ普段通りに過ごすことを意識していました。
睡眠時間はしっかり確保する
そして、コンディションづくりの中でも重要なポイントとして挙げられているのが睡眠です。
講師自身は、睡眠時間を7時間キープすることを意識していました。
これは「自分にとってのベストな睡眠時間が7時間だった」という話です。
そのため、受験生全員が7時間眠ればよいという話ではありません。
同じ時間に起きて、同じ時間に寝る。習慣を大きく変えない。
ということです。
勉強時間を確保するために睡眠時間を削り続けるのではなく、自分のコンディションを保つための時間も考える。
試験本番で力を発揮するためには、勉強そのものだけでなく、こうした準備も考えておく必要があります。
公務員試験では「勉強以外」の準備も考えてみる
公務員試験対策というと、どうしても「何時間勉強したか」「何問解いたか」といった学習面に意識が向きます。
もちろん勉強は重要です。
しかし、試験当日にその勉強の成果を発揮するためには、コンディションも無視できません。
今回紹介した講師自身の取り組みは、
・試験時間に合わせて頭が働く状態をつくる
・自分に合った生活リズムを確認する
・試験当日の食事を事前に考えておく
・どこでも勉強できる環境をつくる
・ノイズのある場所でも勉強してみる
・試験前もできるだけ普段通りに過ごす
・睡眠時間を確保する
というものでした。
すべてをそのまま真似する必要はありません。
特に食事については、講師自身も他の人に勧めるものではないと話しています。
大切なのは、自分が試験本番にどのような状態なら勉強してきた力を出しやすいのかを、事前に考えておくことです。
試験直前になって初めて考えるのではなく、普段の勉強の中で少しずつ確認しておく。
そうすることで、試験当日に「いつもと違う環境」に戸惑うことを減らす準備にもつながります。
公務員試験対策では、学習内容だけでなく、こうした「本番で力を出すための準備」についても一度考えてみてはいかがでしょうか。
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