2023.08.31
公務員試験

一番ホワイト高給なのはどこ?

こんにちは。今回は「一番ホワイト高給なところはどこ?」というテーマでやっていきます。

初任給で見る、最も給料が高い公務員は?

国家の職種と初任給

実は、多くの国家職種での初任給に大きな差はありません。しかし、特定の職種においては、他と比べて高給が特徴となっています。具体的には、国税専門官が目を引く存在です。

国家の総合職(キャリア):227,640円
国家一般職:22万2240円
財務専門官:22万2240円
国税専門官:25万4,640円

この中で、国税専門官の初任給は他の職種を3万円も上回っています。

地方公務員の初任給

地方公務員の場合、自治体によって差が見られますが、特に首都圏の自治体は高給が期待できます。

東京都庁:22万400円
神奈川県庁:21万4千円
千葉県庁:20万9300円
東京都特別区:22万5800円
武蔵野市:21万7964円
横浜市:21万2396円

その他の公務員の給与情報

公務員の給与は、職種や役職だけでなく、その他の手当やボーナスも大きな要因となります。例えば、国税専門官は税務大学校への入学時に引っ越し費用が支給されるため、入職月の給与は非常に高くなります。また、東京都庁に勤務する公務員は、夏のボーナスとして4.4ヶ月分が支給されるため、ボーナス時期には大きな収入を得ることができます。

部署によるホワイト度の違い

実際のところ、公務員の職場環境のホワイトさは、部署による、というのが現状です。厚労省の教え子からも、部署によってはブラックなイメージもある一方で、定時に帰れる部署も存在するという話を聞いています。

国家総合職の厳しさ

国家総合職は、過去の経験からみると、残業が多い部署が多いようです。特に中央官庁の国会の時期や、国税専門官の確定申告の時期などは、業務量が増える傾向にあります。それでも、全ての部署が過酷というわけではありません。

国家一般職の職場環境

国家一般職の場合、出先機関採用が多いです。中央官庁も含め、実際の働き方は職場によって大きく異なります。特に、労働局やハローワークのような場所では、定時での退勤が一般的なようです。

人気の官庁とホワイトな環境

特許庁などの一部の官庁は、非常に働きやすいとの声が多いです。転勤がなく、基本的に定時に帰れる、そして国民からのクレーム対応が少ないといった特徴が挙げられます。

国税専門官の実態

確定申告時期を除けば、国税専門官は比較的定時に帰れるとのこと。ただ、国税局や国税庁では業務量が多いようです。

全体として、公務員の職場環境は部署や役所によって大きく異なります。公務員としての選択をする際には、その部署や役所の実態をしっかりと調査し、自身に合った場所を選ぶことが大切です。

最後に

公務員を目指す際のポイントは、合格だけでなく、実際にその組織の人々と接触して、自分に合った職場を見極めることです。職員の方とのコミュニケーションを通して、自分の適正や志向を確認することが大切です。

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【職種選び】一番ホワイト高給なのはどこ?